播磨国総社(兵庫県姫路市総社本町)に、恒例の新年の干支にちなんだ「寅」をモチーフにした巨大絵馬(横約3メートル、縦約2メートル)が登場した。(※記事中の画像提供・播磨国総社)
奉納したのは地元・姫路市の日本画家、不動貴雄さん。戦国武将・黒田官兵衛にちなんだ個展を播磨国総社で開いたのがきっかけで、2016(平成28)年・申年から毎年、巨大絵馬を奉納している。来たる2022(令和4)年は7年目。すでに十二支の半分を越え、奉納したことになる。
『十二神使 鬼封大虎(じゅうにしんし おにふうじのおおとら)』と題した新年の巨大絵馬。不動さんは「寅(虎)」は干支の中で鬼門に位置することから「沢山の災いを退け、鬼を封ずる役目を担います。世界的な災いとなったコロナ禍を乗り越え、飛翔の時を迎えます」とコメント。目一杯に力強く描いたという。
播磨国総社も、運気上昇の年・新たに始動する年になってほしいとの願いで、初詣の参拝客を迎え入れる。巨大絵馬『十二神使 鬼封大虎』は境内の長生殿(ちょうせいでん)で1月1日から一般公開される。