子どもたちの将来や未来の地球環境のため、幅広い角度からアクションを起こしている若き活動家がいる。
一般社団法人Child Support Organization(チャイルドサポートオーガニゼーション)の理事であり、ウェブメディア「Switch For Social」代表を務める社会活動家の竹中俊さんは、貧困問題や環境問題の発信を行いながら、6年前からネパールで孤児院も運営している25歳。また、画家の大島玄さんは24歳で「アートで世界を救う」をテーマに、ネパールのスラム街にアートを施し観光地化させ、貧困問題を解消するプロジェクトに参加中。そして、映像制作・スポーツフォトグラファーとして活動している岸本篤史さんは、社会貢献や環境問題について取り組んでいる25歳だ。
大島さんは「アートだからできることを通して、環境問題について問いかけたい。『皆さん、こんな素敵な未来を生きてみたくないですか?』と提案を込めたアートで、ワクワクしながら明るい未来に向かってトライしたいです」と語る。また、岸本さんは「ゴミを被写体にした写真・動画を国内外に発信しています。ゴミって『人間が必要とした物』が『必要じゃなくなった』姿なんですよ。物に価値を持たせたり、価値を奪うのは人間。なら人間がもう一度価値を持たせることもできる。このアクションが世界に広まれば、ゴミを撮るカメラマンが増えて撮影のためにゴミを探す、そんな時代が来るんじゃないかと思っています」と視点を変えてエコに取り組む。
そんな3人は、「子どもたちが夢をあきらめなくてすむ社会を作る」という理念のもとに形成されたチャイルドサポートオーガニゼーションでも活動。今、様々な取り組みを行うなか、「1人でも多くの子どもたちにご飯を食べさせたり、教育を届ける」ことが、絶対的なミッションだと竹中さんは話す。また、一方では「Switch for Social」というプロジェクトも進行。『ひとりひとりの想いにSwitchをおすこと』『ひとりひとりの選択がSwitchすること』といった意味が込められている。
今後の展望について「世の中の一人ひとりを幸せにできる作品を広めたい」(岸本さん)「今の時代が未来の歴史の教科書に載ったとき『この時代から地球の未来が明るくなった』と残るよう、日々精進していきたい」(大島さん)「日本は環境問題への対策が遅れている、と言われているのをなくすように今の活動を継続させたい」(竹中さん)と胸を張った3人。それぞれが抱く未来へ、歩みを進めていく。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』より