脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる「脂質異常症」 症状や治療方法を解説 医師「瘦せていてもなります」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる「脂質異常症」 症状や治療方法を解説 医師「瘦せていてもなります」

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――治療方法はあるのでしょうか?

まずは食事など生活習慣の改善を行います。具体的には、摂取する脂分を良質なものに変えること。例えば、魚に含まれる不飽和脂肪酸はLDLコレステロールを抑制し、血栓を作らせない働きがあります。

――魚以外の食品、大豆や野菜はどうでしょうか?

大豆は脂肪分を便とともに排出すると言われていますし、野菜はビタミンや繊維が豊富に含まれているので積極的に食事に取り入れてほしいですね。

――乳製品はいかがでしょうか。

カルシウムが含まれている一方で脂肪分も多いので、取りすぎはよくないですね。

――食生活の改善で効果が出なかった場合はどうするのでしょうか?

その場合は薬物療法が必要とされます。先ほどもお話したように、体型や食生活によらない遺伝性の場合もありますので、医師と相談しながら根気よく治療を続けてほしいと思います。

◆吉田泰久 社会医療法人榮昌会 吉田病院 / 理事長兼院長 /
1952年12月の開設以来70年近くにわたり、神戸市の救急医療のなかでも脳卒中患者の診療を主に担い、急性期から回復期、在宅まで一貫した脳卒中治療を提供している。
診療科は、脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科

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