《2022年 再び、特別な年明け》(2)眺める空、今昔変わらず…「天測暦」へ想いを~”菱垣廻船”復刻・保存プロジェクト | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《2022年 再び、特別な年明け》(2)眺める空、今昔変わらず…「天測暦」へ想いを~”菱垣廻船”復刻・保存プロジェクト

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帆走する「浪華丸」<※画像提供・セーリングヨット研究会>
帆走する「浪華丸」<※画像提供・セーリングヨット研究会>

 その菱垣廻船は1999年、大阪市政100周年を記念して原寸大で細部にも忠実に復元された唯一無二の和船。同年夏、大阪湾で帆走実験が行われた。現在は大阪・関西万博の会場に近い大阪・南港のガラスのドーム内に眠る。

現在、菱垣廻船が収納されているドーム(旧・なにわの海の時空館 大阪市住之江区南港咲洲地区)
現在、菱垣廻船が収納されているドーム(旧・なにわの海の時空館 大阪市住之江区南港咲洲地区)
地元・大阪市港区の子どもたちと「菱垣廻船まちなかパレード」<2019年11月・天保山まつり ※画像提供・高見昌弘さん>
地元・大阪市港区の子どもたちと「菱垣廻船まちなかパレード」<2019年11月・天保山まつり ※画像提供・高見昌弘さん>

 熱い思いで進める「菱垣廻船保存プロジェクト」 。高見さんによると、新型コロナウィスルス感染拡大の影響で約2年、活動は中止に。ようやく終息が見え始めた2021年12月、新たな変異種が。どこかで再び緊急事態宣言が発令されないか、市民ボランティアたちが戻ってきてくれるだろうか、さまざまな不安がよぎる。だからこそコロナ禍での2度目の新年、初日の出に「戻る日常への夢」を託したいと話す。

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