女優の武田梨奈が、1日に放送された自身の冠ラジオ番組で、昨年6月の誕生月からスタートしたラジオへの思いを明かした。
『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)では、普段のフィールドである役者としての仕事とは違い、“しゃべる”仕事に挑戦中の武田。「正直、慣れたかと聞かれたら、慣れていないです。収録が終わったあとは、いつもひとりで反省会をしています(苦笑)。『ああ、もっとこういうのを聞けばよかったな』とか、『もっとこういう聞き方をすればよかったな』と思うこともいっぱいあって……」と率直な感想も吐露する。
それでも、「毎回ゲストの方にいろんなことをお聞きしながら、『常に勉強だな』と感じます。今までのお仕事では、1対1で同じ業界の方と語り合うということがほとんどなかったので、すごく新鮮な気持ちです。今まで知らなかった自分を見つけることができ、ラジオをやって学ぶことがたくさんありました」と、30歳の節目を機に取り組む新たな仕事で、得るものは大きいよう。
それまでは、公の場でのトークに不安を抱えていたという武田。「自分のことを話すことが苦手なので、舞台挨拶や取材の場で話すとどんどん緊張してしまって、『あれ、私いま、何をしゃべってるんだろう』となることが多いんです」。
そのなかで、昨年(2021年)はじめ、あるイベントで占いを受けたとき、仕事面で「今まで自分が苦手意識を持っていたものでお仕事が決まると言われていたので、それがラジオだったんだと改めて思いました!」。約半年のラジオでのトークでは、タレントの中川翔子や稲村亜美、お笑いコンビでM-1王者の錦鯉ら多彩なゲストから、エピソードトークを引き出す場面も多々。リスナーから「回を重ねるごとに武田さんのトークスキルがすごい勢いでレベルアップしているのに驚かされます!」というメッセージも寄せられ、「ありがとうございます! よかったです! 武田梨奈、半年間で徐々に成長できているなという感じがします!」と笑顔で思いを述べていた。
「今まで同じ業界にいてもなかなか出会うことのなかった方々と交流できたり、リスナーの皆さんと(メールなどで)コミュニケーションを取ったりできることがすごく楽しい」とラジオの魅力にはまっている武田。仕事面で「今まで自分が苦手意識を持っていたものでお仕事が決まると言われていたので、それがラジオだったんだと改めて思いました!」と、さらなる意気込みを語っていた。
武田は、主演を務める人気ドラマシリーズ『ワカコ酒』(BSテレ東)のシーズン6が1月10日から放送スタート。決めせりふ「ぷしゅー」がどこで飛び出すかも注目だ。また、同じく1月スタートのドラマ『封刃師』(ABC朝日放送系)のゲスト出演も決まり、そこでは「バリバリ、アクションさせてもらっています」とのことで、こちらも見逃せない。さらに、紀里谷和明監督作品の短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season2』(2022年公開予定)への出演も決定するなど、新たな1年でも活躍が期待されている。
※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2022年1月1日放送回より
『武田梨奈のこだわりな時間』
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