「あぶりだし」「芋判」…昭和時代の子どもの年賀状を掘り起こすとびっくり! 今にない“文化”の数々 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「あぶりだし」「芋判」…昭和時代の子どもの年賀状を掘り起こすとびっくり! 今にない“文化”の数々

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「あけましておめでとうございます」と新年の挨拶をする年賀状。

 少し前に片付けをしていると、引き出しから私の子どもの頃の年賀状が出てきました。まだパソコンやアプリがない頃のものですから、どれも全部手書きでめちゃくちゃ個性のある年賀状でした。

みなさんは子どもの頃、どんな年賀状を書いていましたか?

 女の子だと色とりどりの文字にラブリーな絵。少女漫画風の眼の大きなかわいいキャラクターがウインクしながら「あけましておめでとう、今年もよろしくね」。横にはハートマークも付いています。「なんやこれ、ラブレターやん!?」って思っちゃいますよね。

 また隅に手書きの切り取り線があって「くじ」と書いています。何が当たったのか、当たらなかったのか忘れてしまいましたが、気になります。

 逆に、男の子からの年賀状は無愛想と言うか地味と言うか……。中には鉛筆のみで書いているものもありました。しかも筆圧が強くて裏側がボコボコ。2Bくらいのまあまあ濃い鉛筆で強く強く、一生懸命に書いてあるんです。まだ知らない「賀正」という漢字を書こうとして途中で諦めたのか、消しゴムで消しているのですが、筆圧が強いので型が残って丸わかり。上からひらがなで「がしょー!」なんて書くもんだから、なんだか「がちょーん!」みたいに見えてしまっています(笑)。でも、大きな字で「なかよく」と書いてあるのは心が和みました。

昭和時代はあぶりだしの年賀状が流行りました

 サツマイモに文字や絵を掘って作る「芋判」を使ったもの、果物の果汁で書いた「あぶりだし」のものもありました。いくつかあった「あぶりだし」の中の一枚には下の方に小さな字で「コンロであぶって」と書かれています。その字のほかは真っ白なので、当時、あぶってなかったということですね。ごめんなさい……。たぶん親から「危ないからやめとき」と言われて途中でやめたんだと思います。何十年も経ってますが、今あぶっても文字は出てくるのでしょうか? 今度こっそり試してみます。

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バズろぅ! | ラジオ関西 | 2022/01/05/水 17:55-18:00

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