声優・アーティストとして活躍する大橋彩香が、8日放送のラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)にゲスト出演。番組パーソナリティーを務める女優・武田梨奈とのトークで、アーティスト活動のこだわりなどを語った。
昨年、自身初となるアリーナライブ「大橋彩香ワンマンライブ2021~Our WINGS~」を敢行。また、これまでの作品のなかから元気で明るい楽曲を集めてアコースティックアレンジに仕上げたセルフカバーアルバム『大橋彩香 Acoustic Mini Album “Lumière”』を12月にリリースした、大橋。声優だけでなく、アーティストとしても精力的な活動が際立つ。
そんな大橋だが、武田とのトークでは、音楽をずっと聴いて育ちながらも、幼いころは歌うことがあまり好きじゃなかったと告白。「人前で歌うのが苦手で、カラオケボックスとかにいっても、『みんな歌っていいよ、座って聞いているから』と。恥ずかしくて……。友だちとカラオケにいくために、“ヒトカラ”(一人カラオケ)にいって練習して、そこで『うん、これなら大丈夫かな』という曲を、カラオケでみんなで行ったときに歌うという感じでした」。それでも、「そのヒトカラがあったから、歌もちょっとずつ上手になったのかなという気はします」と当時を思い返しながら語っていた。
様々なキャラクターをこなしつつ歌唱や演奏もこなす大橋。特に声優を務めるキャラクターを、リアルな世界で演じてライブステージに立つときは、重圧もあるという。「キャラを背負っているから、より責任感が強くなりますし、『自分がへまをしたらキャラに迷惑がかかるから』という気を遣わなければいけない。そういうプレッシャーはあります」。
そして、アーティストとしてのこだわりについて問われた際には、「身体が資本なので、身体のケアをしっかりすること。それと、声優さんがキャラクターとしてステージに立って歌唱したり演奏したりが増えてきて、私もいろんなコンテンツを掛け持ちというかやらせていただいているなかで、その脳内を整理するということを、いつも気を付けている」とコメントした大橋。「どういうペース配分でやったらうまくこなせるんだろうというのを(考えたとき)、最初はけっこうパニックだったんですが、徐々に身に付けていって、うまくこなせるようになったので。いついつからこれは練習し始めてとか、そういうスケジュールを脳内で組むのがめちゃくちゃうまくなりましたね。ほかは現場に出たら養われていくものだと思うので」と、経験を積んだなかで得ているものも大きいようだ。
年末にリリースしたミニアルバムについて、「デビュー当時の曲とかになると、20歳のときとかに歌っていたので、『いま歌ったらどうなるんだろう』という思いがあった。全部新しく歌い直しているので、なんか大人になったなと感じられる瞬間もいっぱいある」と胸を張った大橋。今後はミニアルバム発売を記念したアコースティックライブも予定しているという。詳細は大橋の公式サイトやSNSで告知される。
※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2022年1月8日放送回より
『武田梨奈のこだわりな時間』
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