日本プロバスケットボールリーグ（Bリーグ）2部の西宮ストークスは、8日、所属選手に新型コロナウイルス感染の疑いが生じたことから、同日予定されていた香川ファイブアローズとの試合を中止。翌9日の同カード1試合も見送ることを発表した。
中止となったのは、1月8日（土）と9日（日）に西宮市立中央体育館で実施予定だった、B2リーグ戦第16節の2試合。
クラブによると、8日の試合開始直前、選手1人が喉の違和感を訴えたため、抗原検査を受けたところ陽性判定となり、その後のPCR検査でも陽性判定を受けた。さらに、他の選手も濃厚接触者と判断される可能性があったことから、Bリーグと協議の結果、リーグの規約に則り試合中止とした。
陽性判定となった選手は現在自宅療養中。他の選手やスタッフに濃厚接触者がいるかどうかを、西宮市の保健所が調べている。クラブによると、その他の選手は抗原検査で全員陰性判定だった。8日時点で、他の選手、スタッフに体調不良を訴える人はいないとのこと。
対象2試合のチケットの払い戻しに関しては、1月11日（火）を目途に案内。代替試合は未定で、決まり次第発表される。
西宮は現在、17勝11敗でB2西地区2位の成績。香川は現在1位。中止となった2試合は、今年初のホーム戦にして首位攻防戦で、「キッズデー」として子ども向け企画も展開する予定だった。
【西宮ストークス公式サイト】
【西宮ストークス「1/9(日) 香川ファイブアローズ戦 中止のお知らせ」】
【Bリーグ「B2リーグ戦 第16節 西宮vs香川戦 試合中止のお知らせ」】
