――かかりつけ医に診てもらう頻度は、どれくらいが適切なのでしょうか?
生活習慣病の予防という観点であれば、1〜2ヶ月に1度は診察を受けていただければと思います。また、血管が傷んでいないか、知らない間に脳梗塞が増えていないかを確認するための専門的な画像検査については、半年〜1年に1度で問題ありません。定期的な受診はもちろん、こまめな血圧測定などを通し、自身の体の変化にいち早く気づくということが大切です。
◆吉田泰久 社会医療法人榮昌会 吉田病院 / 理事長兼院長 /
1952年12月の開設以来70年近くにわたり、神戸市の救急医療のなかでも脳卒中患者の診療を主に担い、急性期から回復期、在宅まで一貫した脳卒中治療を提供している。
診療科は、脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科