地域の行事や防災訓練などに顔を出すことも有効。地域のコミュニティに参加すると、避難経路や避難場所の確認になるうえ、さまざまな情報の共有が非常時の迅速な対応に役立つ。さらには、住宅の耐震の度合い、備蓄品・非常持ち出し品の確認も大切だ。
神戸市福祉局高齢福祉課の白坂美咲さんは「日常での人と人とのつながりが、いざと言うときに力を発揮することも。お互いに助け合う際、『はじめまして』ではなく、『迎えに来たよ』『ありがとう』が言える関係づくりを推進していきたい」とアピール。神戸市福祉局高齢者支援担当の吉村千波さんは「災害時には、二次被害や健康被害が起こる可能性も考えていかなければいけない。神戸市では震災から27年を迎え、今後、少しでも災害時の被害を減らしていけるように努力していきたい」と話した。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2022年1月16日放送回より