女優の武田梨奈が、15日に放送された冠ラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)で、リスナーから寄せられた映画に関する質問に応えた。
リスナーから「この映画だけは必ず吹き替えで観るというこだわりは?」という質問を受けた武田。「ジャッキー・チェンさんが出演する映画は吹き替えで観ることが多いです。幼いころから観ていたものなので、あの声の印象が強いんです」と、尊敬するジャッキー・チェンの映画については、声優・石丸博也が吹き替えを担当する、なじみある声が欠かせないようだ。
映画の話を受けて、「皆さんはどんなときに映画を観たくなるのかなと、ふと考えることがあります」と、ラジオのオープニングトークのなかで切り出した武田。「私は普段から映画をよく観ていますが、『いますぐ映画を観に⾏きたい』と思うときは、やっぱり⼼が疲れているときが多いです。⾃分のなかで何かに負けそうになった瞬間や、ちょっと余裕がなくなったとき、私はすぐに映画館に駆け込みます。また、映画館に⾏けないときは、家で映画を観て浸っています。⾃分のなかで助け⾈というか、癒しの場所にしています」と、映画鑑賞が日々の生活のオアシスになっているとのこと。
そんな武田が最近よく観ている映画は、『ルーム(ROOM)』(2015)。主演を務めたブリー・ラーソンが第88回アカデミー賞主演女優賞を受賞した作品は、「なかなか重いお話ではありますが、映画の構成もお芝居も素晴らしいです」と絶賛。それだけでなく、「私が30歳になって今後どういう役を演じたいか考えたときに、⼀番に出てきたのが映画『ルーム』のブリー・ラーソンさんが演じている役なんです」と、役者としての目標にも掲げる。
「(ブリー・ラーソンは)年齢も近いので目標にしている女優さんのひとり」という武田は、第88回アカデミー賞受賞式のとき、衛星放送の生中継でレッドカーペットでのリポーターという大役を担当。憧れの女優を間近で見て感激していたそう。
貴重な出会いもあった過去を振り返りつつ、「ぜひこの映画(『ルーム』)を観ていただきたいです。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは、皆さんの感覚によって変わってくると思うので、映画をご覧になった方はぜひ感想を私のSNSやこのラジオに送ってください!」と、リスナーに呼びかけていた。
※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2022年1月15日放送回より
『武田梨奈のこだわりな時間』
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