「神戸山口組」に異変 構成員減少、3分の1に 山健組の古巣合流など要因

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 特定抗争指定暴力団「六代目山口組」(本部・神戸市灘区)から分裂した、対立する「神戸山口組」(同・神戸市中央区)の全国の構成員数が、規制の取り締まりや中核団体の離脱、合流などで、2018年の約1700人から3年あまりで約550人(2021年12月現在)と、3分の1以下に減少したことが、兵庫県警への取材でわかった。

かつての中核団体「山健組」本部前で警戒に当たるパトカー
かつての中核団体「山健組」本部前で警戒に当たるパトカー
かつての中核団体「山健組」の捜索<2021年11月12日撮影>
かつての中核団体「山健組」の捜索<2021年11月12日撮影>

 捜査関係者によると、これら「2つの山口組」は2015年の分裂以来、対立抗争が続く中、中核団体だった「山健組」(神戸市中央区)の六代目山口組への合流や、現在は指定暴力団となった「池田組」(岡山市)の独立など、傘下組織の離脱が相次いだことが影響したと分析する。さらに暴力団対策法の規制や警察の取り締まり強化も原因に挙げられるという。

警察当局は「2つの山口組」は現在も抗争状態継続との認識
警察当局は「2つの山口組」は現在も抗争状態継続との認識

 神戸山口組の勢力は、2018年12月時点で全国32都道府県に広がっていたが、2021年12月時点で19都道府県に減少した。

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