社会人として活躍する先輩たちは、いったいどんな就職活動を経験し、今日に至るのか。先輩社会人ロールモデルが、ラジオ番組でその実体験を語った。
ラジオ関西の就活応援番組『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』1月21日の放送では、先輩社会人ロールモデルや就活中の学生をゲストに迎える「就活レディGO!」のコーナーに、株式会社香山組の営業部営業課・高島菜央さんと、同社管理部人事課の廣石千華さんが登場。番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(みながわ、はじり)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)を交えて、就活トークを展開した。
株式会社香山組は尼崎市で創業し、60年以上に渡り総合建設業として地域に貢献。工事を円滑に進めるための様々な現場の対応など施工管理を主な業務としている。
昨年入社したばかりの高島さん。営業部営業課での主な業務は、国や地方公共団体から発注される工事の入札に関わる社内外の書類作成や、受注した工事の契約手続きにおける書類作成。その他にも、公共工事等を受注するために必須となる審査の申請手続きや、会議の議事録作成なども担当している。
高島さんは、自分自身が子どものころに住んでいた街が再開発され、空間によって人の暮らしが豊かになっていくことを目の当たりにしたことが、建設業界を目指すきっかけになり、就活でも第1志望に。そのなかで、土木工事をメインに事業を行い、工事成績優秀企業として評価されていることや、社内の雰囲気に魅力を感じ、香山組への入社を決めたという。
コロナ禍となって初年度の就職活動は説明会の中止やウェブ面接の導入、面接日程の延期など、その状況に臨機応変に対応するのがとても大変だったと話す、高島さん。採用する側にとっても就活生にとっても初めてのことばかりだったため、「自分で何とかするしかなかったことがつらかった」。
内定がなかなか決まらず、「周囲とも比較をしてしまい、就職活動を続けていくなかでメンタルの維持が大変だった」と当時を振り返った高島さん。それでも、「不安な状況で面接を受けても上手くいかない」と、一度就職活動から離れてリフレッシュ。気分を一新して再び就活に臨んだことで、苦難を乗り越えた。
今の就活生に対しては、「結果に一喜一憂せず最後まで頑張って欲しい。就職活動は運と縁。最終的には自分が行きたい会社ではなく、一番活躍ができる会社に選ばれると思うので、やるべきことを継続していれば、必ずそのような会社に出会うことができると思う」とエールを送った。
【『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』番組公式Twitter】
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【放送音声】『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』2022年1月21日放送回より