「お願い入れて」「後から前から」…あざとくも艶めかしさを感じさせる昭和の歌謡曲とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「お願い入れて」「後から前から」…あざとくも艶めかしさを感じさせる昭和の歌謡曲とは

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【橋本】 一部の女の子にはムリな男性のノリを感じます(笑)。

【中将】 男性が歌っているからか、よりいやらしみが濃いですもんね。ただ、女性歌手が歌った確信犯的なエロソングもあります。代表的なのは畑中葉子さんの「後から前から」(1980)。

【橋本】 これも生々しいエロを感じますね……。

【中将】 畑中さんは平尾正晃さんとデュエットした「カナダからの手紙」(1978)が大ヒットして、清純派として売り出していた直後にこれをやったからいろんな意味で生々しいですね。レコードジャケットも乳首がすけちゃってます。離婚とかロマンポルノ出演とかいろいろあったそうですが……。

 ちなみに作詞者の「豊兵衛」というのは荒木とよひささんの別名。「四季の歌」が教科書に載るなど、すでに大作家だったのでイメージ悪化を恐れたそうです(笑)。「四季の歌」と「後ろから前から」が同じ人によって書かれたと思うと、“エロ歌謡”ってつくづく奥が深いですね。

(※ラジオ関西『中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス』2022年1月29日放送回より)


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中将タカノリ 橋本菜津美の 昭和卍パラダイス | ラジオ関西 | 2022/01/29/土 26:00-26:20

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