池松壮亮と伊藤沙莉の絶妙な会話シーン「この映画は、ほぼアドリブがない」松居大悟監督、映画『ちょっと思い出しただけ』を語る(2) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

池松壮亮と伊藤沙莉の絶妙な会話シーン「この映画は、ほぼアドリブがない」松居大悟監督、映画『ちょっと思い出しただけ』を語る(2)

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 さらに、松居は、2人の偉大な人物の言葉をあげながら、作品作りでは、簡単な道ではなく、常にチャレンジを心掛ける思いも語る。

「この業界での大海原の進み方ということでいえば、僕は岡本太郎が好きなんですが、岡本太郎の本とかけっこう読んでいて、『迷ったときは困難なほうを選べ』という言葉が一番すごくしっくりきている。また、北野武さんの『どうせ死ぬんだから楽しもうぜじゃなくて、どうせ死んで楽になるんだから苦しもうぜ』という言葉があって、その2つの言葉が僕のなかではけっこう大きくて。だから、仕事がきついなとか、つらいなとか思っても、それを楽しめるし、『じゃあこの作品をやりますか、やりませんか』のときに、想像できそうだなとか、これを断るほうが自分にとって困難になる気がすると断ったりする。逆に、これをやるほうが困難になるとか、そういうのは自分のなかで(作品づくりの)指標にしているんです」(松居)

 番組パーソナリティーの武田も、「私も、⾼校⽣のときからですが、『痛みなくして得るものはない』という⾔葉を常に⼼のなかで唱えています。(当時の経験から)痛みがあるから得るものがあるんだと、今も思っています」と自らの信条も述べつつ、その松居の思いに共感していた。

※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2022年2月5日放送回より


『武田梨奈のこだわりな時間』
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