放送作家・渡辺佑欣とさらば青春の光・東ブクロの出会いは「同志社大のお笑いサークル」 カズレーザーも在籍 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

放送作家・渡辺佑欣とさらば青春の光・東ブクロの出会いは「同志社大のお笑いサークル」 カズレーザーも在籍

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 お笑いコンビ「さらば青春の光」東ブクロがMCを務めるラジオ番組『さらば青春の光 東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』(ラジオ関西、日曜24時~)が1月30日に放送された。この日のゲストは、放送作家の渡辺佑欣。単独ライブやYouTubeチャンネルなど、「さらば青春の光」のコンテンツに数多く携わっている作家である。実は、「さらばと一緒にやれるようになった」機会をつくったのが東ブクロだという。

放送作家の渡辺佑欣とさらば青春の光・東ブクロ

 高校時代にはすでに放送作家の道を意識し、卒業後はNSC(吉本興業の養成所)の作家コースに進む計画を立てていたという渡辺。作家コースがなくなったため、受験勉強を開始し同志社大学に進学。自らの「お笑いの実力」を見てみようと思いお笑いサークル「喜劇研究会」のドアを開けた。

 そこにいたのが(現メイプル超合金の)カズレーザー。当時「レッド」という名前で活動していた“同級生”はキャラの濃さもあり異彩を放っていたのだという。「お笑いが大好きで、どんどん舞台に立ってネタをやりたい」というメンバーが揃い、部室でも常にお笑いの話をするほどストイックな喜劇研究会に、渡辺はなじむことができなかったそう。

 1年後に入ってきた東ブクロによると、渡辺は「1.5年生」のような存在。上級生と打ち解けず 「下となじもうとしてる」ように見えたと言う。渡辺は、その理由を「ちょっとひねくれてるところがあった」と振り返る。東ブクロが入ってくる前、渡辺は1年生でありながら、ネタ見せで上級生に手厳しい意見を言っていたそう。生意気なことを言う渡辺は、先輩からも「よくは思われてなかった」。

◇ ◇ ◇

【渡辺】その頃は、今のカズレーザーはね、漫才をしてて、なんだったらすごいウケてる。

【東ブクロ】って聞きますね。もう当時からすごかった。

【渡辺】すごかったと。すごいやつが現れたっていう。で俺はもうね、ネタをするわけでもなければ、「僕も舞台に立ちたいです」とも言ってない。ただただ、ネタ見せに行って、すごい嫌なことばっかり言う無口なやつって感じで。え?

【東ブクロ】かと言って、裏方さんの仕事をするわけでもないという。

【渡辺】そういうのやりたくなかったから。

【東ブクロ】ライブは観に行くんすか?

【渡辺】ライブも行ってないかなぁ。

【東ブクロ】ネタ見せだけ酷評しにくるやつや。

【渡辺】そうそうそう。

【東ブクロ】うわ、こわ!

◇ ◇ ◇

 当時の渡辺は、お笑いに積極的に取り組んでいるメンバーに心を開くことができず。その結果、後輩として入ってきた東ブクロと距離が近付いたのだという。二人は仲が良く、わざわざ自宅まで迎えに来てもらい「ナベちゃん(渡辺)のバイクの後ろ2ケツして」他大学のライブを観に行ったこともあったとか。東ブクロにとって、渡辺は「一番近しい先輩」だったと過去を振り返った。

「さらば青春の光」の作家として、YouTubeなどでもよく名前が出てくる渡辺。さらばファンにとってはおなじみの存在だが、意外とその過去は知られていない。放送では、「さらば青春の光」の結成以前、東ブクロと先輩・後輩の仲だった時期の貴重なエピソードが語られた。


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