同館でプラネタリウム上映の操作や解説を行う「インタープリター」の杉山周平さんは「GSS-KOBEは、自分にとって“先輩”と呼べる存在。引退イベント“ありがとう・GSS-KOBE!”をぜひ見に来てほしい。また、リニューアル後も幅広い方に楽しんでほしい」と話す。
神戸市は今後、さらに高度な天文学習の場づくりに向け、プラネタリウムのリニューアルを行う。リニューアル後は、最新の投映機によって、明るさや色味、星の瞬きがより鮮明に映し出されるという。また、ドームも多目的ドームシアターとして、イベントやコンサート、演劇などが上演できる場所になる。完成は2022年7月の予定。
加えて4月には、第2展示室「情報の科学」(本館3階)の一部を、未来を考える展示にリニューアル。ロボットとAIの関係性を学ぶことができるほか、2階本館と新館の連絡通路では、プロジェクションマッピングを使って最新の映像技術を体感できる展示なども行う。
神戸市教育委員会事務局の東慎太郎さんは「リニューアル後も新しい科学やテクノロジーに触れ、学んでほしい。新しいプラネタリウムは大人にとっても楽しめる空間になる。ぜひ、リニューアル後も足を運んでほしい」と話す。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2022年2月13日放送回より