【速報】兵庫のまん延防止措置、延長を要請へ 14日は3,266人感染、13人死亡 新型コロナ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【速報】兵庫のまん延防止措置、延長を要請へ 14日は3,266人感染、13人死亡 新型コロナ

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 兵庫県の齋藤元彦知事は14日午後、報道陣の取材に応じ、20日が期限となっているまん延防止等重点措置について、延長を要請する方針を決めたと明らかにした。斎藤知事は、「県内の新規陽性者の数はピークは過ぎ、下降傾向にある」としながらも、病床使用率は依然として高く(14日午前0時現在で76.9パーセント)、解除は難しいと判断した。早ければ15日にも最終決定し、国に要請する。また、緊急事態宣言については「直ちにやる状況ではない」(斎藤知事)として、大阪府などの判断を待たずに独自の対応をとる見通し。県民に対しては「これまでの感染防止の基本的な対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。

 また、兵庫県は14日、県内で新たに3,266人が新型コロナウイルスに感染したと発表した(うち181人はみなし陽性)。自治体別では、神戸市=663人、姫路市=230人、尼崎市=360人、西宮市=364人、明石市=58人、県健康福祉事務所管内=1,521人。既に公表済みの計14人について発生届の取り下げがあったため、感染者の総数は20万4,301人になった。直近1週間の新規感染者数は1日当たり5,097.1人。

 感染患者13人が死亡し、累計で1,573人になった。県の健康福祉事務所管内では、龍野保健所管内の障害者福祉施設とグループホーム、洲本保健所管内の高齢者入所施設でクラスター(感染者集団)が新たに発生した。いずれもマスクの着用が難しい場面があったという。いずれも所在の市町名や施設名は非公表。

 14日午前0時現在で、県内の医療機関などにおける病床使用率は76.9パーセント(うち重症対応は34.5パーセント)、宿泊療養施設の使用率は20.6パーセントとなっている。自宅療養者数は5万2,713人に上り、過去最多を更新し続けている。

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