セイコーウオッチ株式会社が、「セイコー プロスペックス」のブラックカラーをベースとした“The Black Series”から、新作4モデルを限定発売する。
過酷な環境下でも耐えうるほどの機能性を誇るセイコーのダイバーズウオッチ。歴代モデルに現代的アレンジが施されたなか、今作のテーマとなっているのは『ナイトダイビング』。夜の海を包み込む静寂と暗闇が表現され、夜空とは異なる神秘的な“黒”と、海中を照らす一筋のライトを表した差し色のオレンジが印象的な1本に仕上がっている。4モデルの発売は、3月11日(金)から。
今回登場する4モデルのうちの1つ「セイコー プロスペックス“ The Black Series”1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル」(SBDX051)のベースとなるのは、「1970 メカニカルダイバーズ」。オリジナルモデルの印象的なフォルムを受け継ぎながらも、機能面が大きくアップデートしている。
ガラス素材には、内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを使用し視認性が向上。防水機能も、200メートルの空気潜水用防水へと進化している。ムーブメントにはメカニカルキャリバー8L35を採用しているが、これは雫石高級時計工房にて製造されるダイバーズウオッチ専用のムーブメントだ。
ケースの側面は鏡面で縁取られ、さらに5列のメタルブレスレットを組み合わせることでシャープな印象に。メタルプレスレットの採用はシリーズ初で、今作では強化シリコン製ストラップも付属、幅広いシーンに対応できるのも特徴だ。ダイヤル部分には砂目の波紋を思わせる繊細なダイヤルパターンがあしらわれており、ナイトダイビング中にライトに照らされる海底の情景を表現している。希望小売価格(税込)は、36万3000円(世界限定1,000本、うち国内100本)。
一方、「セイコー プロスペックス“The Black Series”1965/1968/1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」の3モデルは、それぞれ1965年・1968年・1970年の歴代モデルを受け継いだデザインに。70時間のロングパワーリザーブを誇る、キャリバー6R35を搭載した実用性の高さが特徴だ。
ストラップには「静紐(せいちゅう)」と呼ばれる、日本の伝統技法で編み込まれたファブリックストラップを使用しており、The Black Seriesでは初の採用となる。高い耐久性はもちろん、肌当たりの良い快適な装着感と、上品さも兼ね備えた商品と言えるだろう。この3モデルにもブラックの強化シリコン製ストラップが付属している。希望小売価格(税込)は「SBDC153」と「SBDC155」が、各14万3000円。「SBDC157」は15万4000円(以上3種は、それぞれ世界限定5,500本、うち国内分が各300本)。
■セイコー プロスペックス
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