「電動キックボード」で酒気帯び運転 兵庫・姫路署、会社員を書類送検 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「電動キックボード」で酒気帯び運転 兵庫・姫路署、会社員を書類送検

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 兵庫県警・姫路署は18日、姫路市内の道路で酒を飲んだ状態で電動キックボードを運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、市内在住の会社員の男(33)を書類送検した。

 電動キックボードは短距離の移動に向く新たなマイクロモビリティの1つとして注目されているが、道路交通法上は「原動機付き自転車」に分類され、公道を走行するには運転免許やヘルメットの着用が必要。
 警察庁は運転できる年齢を16歳以上に制限し、最高速度が20キロ以下の車両なら運転免許を不要とする道交法改正案を通常国会に提出する方針。

姫路警察署
姫路警察署

 書類送検容疑は2021年10月25日、姫路市西駅前町の道路で酒気を帯びた状態で、電動キックボードを運転した疑い。姫路署によると、男性は容疑を認め「何らかの違反になるとは思ったが、原動機付き自転車に当たるとは思わなかった」と話している。運転免許は持っていた。

 男は走行中に転倒してあごなどを負傷、搬送先の病院で飲酒が発覚した。搬送前に電動キックボードを現場付近に隠し、事情聴取では「電動ではないものを使った」と話したが、付近の防犯カメラに電動キックボードで走る様子が写っていた。時速約10~15キロで走行していたとみられる。

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