神社仏閣や史跡などが歩ける範囲に多く点在する場所、兵庫県神戸市兵庫区の「兵庫津地域」の魅力をもっと知ってもらおうと、まちあるきに便利なガイドマップが製作されています。
これは、昨秋にオープンした「兵庫県立兵庫津ミュージアム」のある兵庫津地域の歴史遺産について、わかりやすくふれることができるガイドマップ、「兵庫津再発見 魅力スポットウォークマップ」です。
そのマップでは、能福寺(兵庫大仏)をはじめとする名所の解説や地図が掲載されています。また、二次元コード(QRコード)を読み取ると、「兵庫津ミュージアム」名誉館長を務める“兵庫・神戸のヒストリアン”田辺眞人氏(園田学園女子大学名誉教授、ラジオ関西『田辺眞人のまっこと!ラジオ』パーソナリティー)による音声解説を聴くことができ、目でも耳でも楽しめる内容となっています。
「兵庫津再発見 魅力スポットウォークマップ」は、県立兵庫津ミュージアムや、神戸県民センター、神戸生活創造センター、兵庫区役所、神戸市立兵庫図書館、神戸市総合インフォメーションセンター、ひょうごふるさと館などに置かれています。また、兵庫県の公式ホームページからダウンロードすることもできます。
「兵庫津再発見 魅力スポットウォークマップ」(兵庫県 HPより)
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※「兵庫県立兵庫津ミュージアム」初代県庁館は、1868(慶応4)年5月23日兵庫県誕生とともに県庁が置かれた、元の大坂町奉行所管轄の兵庫勤番所の建物を復元した施設です。当時の知事執務室を含む県庁舎、旧同心屋敷などが再現されており、歴史空間を体感できるだけでなく、MR体験「バーチャルVisit!」(当日先着順)では初代県庁を舞台に繰り広げられた幕末維新のドラマが体験できます。
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※「兵庫県立兵庫津ミュージアム」では、3月にまちあるきイベントが開催される予定です。1つは同館の田辺名誉館長が地域の史跡を解説する「兵庫津界隈まちあるきフィールドワーク」。もう1つは、NPO法人 J-heritageの前畑温子さんによる「はっけん兵庫津!兵庫津ワンダーマッピングで、ワンダー新聞をつくってみよう!」です。ちなみにワンダーマッピングとは、街に隠されたワンダースポット(産業遺産・おもしろ看板・トマソンなど)を撮影し、アーカイブする新感覚のまちあるきワークショップのこと。申し込みの受付など、イベントの詳細は、兵庫津ミュージアム公式ホームページに掲載されています。
◆兵庫県立兵庫津ミュージアム
兵庫県神戸市兵庫区中之島2丁目1-17
電話 078-651-1868
開館時間
<4月〜9月> 9:00〜18:00
<10月〜翌3月> 9:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜(祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月31日、1月1日)
アクセス 神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅から徒歩約5分
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