羊歯模様 デフォルメされデザイン化 やきものの模様 兵庫陶芸美術館【リモート・ミュージアム・トーク(3)】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

羊歯模様 デフォルメされデザイン化 やきものの模様 兵庫陶芸美術館【リモート・ミュージアム・トーク(3)】

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富本憲吉《赤絵羊歯模様大角陶板》1935年 奈良県立美術館

 これはイノデです。

シシガシラ(兵庫県三木市)
オクマワラビ(兵庫県三田市)

 これまでは、ゼンマイがもととなって、羊歯模様が誕生したとされてきました。ところが、シダ植物の研究者の分析によると、シシガシラやオクマワラビをモチーフにした作品が元となって、羊歯模様ができた可能性が高いことがわかりました。

 3回に渡って、動植物に描かれたやきものの模様を取り上げました。やきもの好きの方はもちろんのこと、動植物に興味のある方も、この機会に兵庫陶芸美術館にお越しください。(兵庫陶芸美術館 学芸員・岡田享子)


◆「やきものの模様-動植物を中心に-」
会場 兵庫陶芸美術館
会期 2021年12月11日(土)~2022年2月27日(日)
休館日 月曜
開館時間 10:00~18:00
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般600円、大学生500円、高校生以下無料

◆兵庫陶芸美術館
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
電話 079-597-3961
【公式HP】

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