神戸・須磨沖でとれる「須磨海苔」 一番摘みの季節 「なじみの地域で作られたおいしいノリを味わって」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・須磨沖でとれる「須磨海苔」 一番摘みの季節 「なじみの地域で作られたおいしいノリを味わって」

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 12月~4月は養殖ノリの収穫シーズン。神戸から明石の海でも、多くの船がノリの摘み取り作業を行っている。ノリが張り付いた「ノリ網」の下を船がくぐるようにして収穫するため、遠くからは、海の上に黒い塊が浮いているように見える。

ノリの収穫の様子 ※写真は過去のもの

 全国2位の養殖ノリの生産高を誇る兵庫県。そのなかで、神戸・須磨沖でとれるノリは「須磨海苔」と呼ばれている。明石海峡の速い潮の流れのなかでもまれたノリのなかで、シーズンの最初に収穫される一番摘みのノリ「新ノリ(新海苔)」は、歯切れが良く、栄養も豊富で、口に含むと溶けるような食感で人気だという。

 兵庫の農産物、畜産物、海産物が一堂にそろう産地直送市場、神戸市須磨区の「ナナ・ファーム須磨」では、2011年の開業当時から「須磨海苔」が並ぶ。地元・須磨の老舗海苔店「河昌」が製造した、一番摘みのノリを原料に加工されている焼きのりや味のりなどを販売。なかでも焼きのりは、さっとあぶると鮮やかな緑色に変わり、香りも引き立つと評判だ。

 担当者は「今年も味の良いノリが入った。『須磨海苔』のおいしさはお客さんからも好評で、固定のファンも生まれるほど。兵庫がノリの産地と知らない人も多いが、なじみの地域で作られたおいしいノリを味わってほしい」と話す。

河昌の「卓上型須磨海苔」465円(税込み)

■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨の公式サイトを参照

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