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ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』2月28日放送回のマッチプレビューには、横浜FMの番記者で、ウェブマガジン「ザ･ヨコハマ･エクスプレス」の責任編集者、藤井雅彦さんが電話出演し、チームの現状を語った。
これまでの3試合では、1勝1分け1敗、7得点7失点と、序盤から「らしさ」を発揮している横浜FM。プレシーズンには前田大然選手や扇原選手、チアゴ・マルチンス選手らの移籍もあったが、「もともとF・マリノスは特定の選手に依存するというより、みんなでアタッキングフットボールを展開し、みんなで攻めて、みんなで守るという形をここ数年はやっている」と、チームのスタイルに自信を示す。
また、陣容も豊富で、昨夏のケビン・マスカット監督就任時から、連戦も経験したとはいえ、「当時を振り返ると試合の勝敗に関わらずメンバーを入れ替えた印象もある。F・マリノスのハイライン、ハイテンポ、ハイインテンシティーのサッカーは、コンディションのところがかなり肝になるので、そこは意図的にメンバーを入れ替えている印象」と、チーム状況に応じてメンバー選考を行っているよう。そのため、前節はリザーブだった仲川輝人選手、松原健選手らの今節での先発入りも想定される。
藤井さんは、この試合のキープレーヤーとして、FWアンデルソン・ロペス選手をチョイス。「むちゃくちゃパワーがあり、得点力があり、ひとりで試合を決めることができる選手。チームが多少苦しくても、この選手が助けてくれる。Jリーグでも実績があり、重戦車みたいな感じ。槙野智章選手とバチバチぶつかり合うのも楽しみ」という大型ストライカーの存在は、ヴィッセルとしても要警戒ポイントになりそうだ。
古巣対決となり、日産スタジアムにやってくるであろう扇原選手には、「（横浜FMとしては）扇原、待ってろよ！という思い」と対戦を楽しみにしていた藤井さん。それでも、「彼はめちゃくちゃ吸収力、向上力のある選手。日を追うごとにマリノスに欠かせない選手になり、サポーターに愛されていた。（ヴィッセルでも）頑張ってほしい」とエールを送っていた。
