“盛らない”「韓国プリクラ」が若者の人気を集める理由とは 日本式と違う点は「スピード」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“盛らない”「韓国プリクラ」が若者の人気を集める理由とは 日本式と違う点は「スピード」

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「韓国式プリクラ」で撮影した写真

 QRコードをスマホで読み取れば画像をデータとして保存できますが、それよりも、プリントした写真を手に持って、“映える”スポットでスマホ撮影するのが人気なのだとか。店内にも、かわいい壁や写真映えするスポットが用意されていましたよ。

店内もかわいいです
データよりも「写真を撮る」のが映えるそう

 実際の反響について「人生4カット」社長のチョン・ハンビョルさんに詳しく聞きます。

――まず「韓国式プリクラ」とは?

日本のものと大きく違う点は、撮影した後の修正(加工)がなく、自然なまま印刷ができる点です。落書き機能もありません。BTSやTWICEなど韓国の芸能人がプライベートで撮ったものを、SNSに載せたところから人気が出ました。

――日本での反響はどうですか?

人気に火がついたのは数年前です。韓国へ旅行に行った日本人から、帰国後に「(韓国式プリクラで)また撮りたい」という声が多く、2020年、新大久保(東京のコリアンタウン)に「人生4カット」1号店がオープンしました。そこから人気が高まり関西でも、大阪の鶴橋と道頓堀に店舗ができています。

――人気に火がついた要因は?

特に、コロナ禍による時短営業で店が早く閉まる中、帰るまでの時間でスピーディーに撮れるのが良かったようです。撮影して20〜40秒以内に(写真が)出てきます。5分以内には全て終了できます。

――どのような人によく利用されていますか?

10代から20代の女性が多いです。友達同士だけではなく、家族、カップルも見られ、中には1人で撮る人もいますね。500円で2枚(の写真が)出てきますが、プラス500円で違う枚数(2枚単位)にもでき、最大10枚まで増やせるので、2人以上で撮影してもそれぞれ複数枚持ち帰ることができます。

――撮影する際のコツは?

日本のプリクラは、通常3秒前からカウントダウンされますが、韓国プリクラは10秒と長めなので、4カット、違う角度やポーズを調整しながら楽しめます。店内に楽しい撮り方の説明もありますし、記念として店内に貼って帰る方もいるので、それを参考にしてもいいと思います。また鶴橋店では、韓国の制服をモチーフにしたジャケットを無料でレンタルしています。それを着てもかわいいです。写真は、QRコードを使って無料でスマホにデータ保存することもできますよ。

店内の「制服」を着用するLovelysの宮崎梨緒と八木沙季
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