女子サッカー・WEリーグ いよいよ後半戦スタート! INAC神戸がホーム・ノエスタを使えない理由とは… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

女子サッカー・WEリーグ いよいよ後半戦スタート! INAC神戸がホーム・ノエスタを使えない理由とは…

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 昨年12月から中断期間に入っていた女子サッカー・WEリーグ。3月5日から、いよいよ後半戦が始まる。前半戦では8勝1分けとリーグ唯一の無敗で首位に立つINAC神戸レオネッサは5日正午から、ちふれASエルフェン埼玉とホームで対戦する。

 ただし、今回の会場は、ノエビアスタジアム神戸ではなく、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場。その会場変更の理由について、INAC神戸の安本卓史社長がラジオ番組で明かした。

 元Jリーガー近藤岳登、“関西の朝の顔”赤﨑夏実(INAC神戸応援大使)、舞台女優で現役女子高生の寺田光の3人が番組パーソナリティーを務めるラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)の2月28日放送回に出演した安本社長は、会場変更の理由についてピッチの状態をあげ、「ノエスタでやりたいけど、結果としてユニバーにしてよかった」とコメントする。

 安本社長は、ヴィッセル神戸の常務取締役だった2018年当時、Jリーグで初となるハイブリット芝をノエスタに導入したときに携わった。「ノエスタは、芝生が昨年すごく悪かった。(ハイブリット芝を導入してから)月日がたって、芝に泥や水分がどんどんたまって体積してしまい、ハイブリッドが効かない状態になっていた」と芝の状態を説明。「(スタジアムでは)今回4センチ刈ったら、ハイブリッド芝がちゃんと残っていたんですよ。その上に種をもう一度まきなおして、いま4週間くらいで、要は新芽の状態なんですよね。(2月26日の)ヴィッセル神戸の試合を見に行きましたけど、スタジアムのいう通り、あと2週間あればもっと強い状態になる。ヴィッセル神戸はACL(AFCチャンピオンズリーグ、アジアナンバー1クラブを競う大会)を戦う過密日程ですから、そこは協力しようということで、INAC神戸は今回ユニバーにしました」と、決断の経緯を語った。

 一方、今回の会場となる神戸ユニバーは、ヴィッセルでプレー経験もある近藤が「ユニバー(の芝)は昔からいいんだよ!」と絶賛するように、ピッチコンディションの評価が高いスタジアムとしても知られている。この地でリスタートを図るINAC神戸としては、緑のじゅうたんのようなピッチをいかして、華麗なパスサッカーを展開したいところだ。

 ちなみに近藤はヴィッセル時代、「サブグランドで練習試合をするというから、『なんでだよ!』と思ったら、とんでもない(良い)芝が待っていた!」と、当時のエピソードも披露。メインスタジアムもサブグラウンドも万全のピッチ状態を誇る神戸ユニバーに太鼓判を押した。

 一方、番組では、安本社長から、全体練習に復帰した京川舞選手についての現状報告も。「バセドウ病を克服し、体の数値が非常によくなって、例えば10メートル走のスピードとかもチーム上位にあがってきているので、監督も戦力として(みている)。ここからはFW陣との戦い。髙瀬愛実、田中美南、浜野まいかといった選手たちは『簡単には譲らない』という思いだろう」と、攻撃陣の競争も一層、活発になっているよう。「きっと出たら(京川選手は)点を取るでしょう。応援してあげてください!」とストライカーの復活に期待を寄せた。

 最後に安本社長は、「先日の皇后杯で(三菱重工)浦和レッズレディースが優勝し、女子サッカーが再開しました。今週からはINAC神戸が、WEリーグ前半戦の(2位との)勝点差9で、このアドバンテージを活かして、最後優勝まで走り切るということで頑張りますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いします!」とWEリーグ初代王者獲得への意気込みを語った。

ゲスト出演したINAC神戸の安本卓史社長(中央)と、番組パーソナリティーを務める元Jリーガーの近藤岳登(右)とタレントの赤﨑夏実



2022年1月から『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)エンディングテーマとなっているSHIONの「Our Path ~volume 2~」


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カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2022/02/28/月 18:30-19:00

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