元Jリーガー近藤岳登、“関西の朝の顔”赤﨑夏実(INAC神戸応援大使)、舞台女優で現役女子高生の寺田光の3人が番組パーソナリティーを務める、女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサを応援するラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)。2022年2月14日放送回では、番組エンディングテーマを歌う、歌手のSHIONがゲスト出演。女子サッカー初観戦の感想や楽曲づくりへの思いなどを語った。
昨秋、INAC神戸のホームゲーム時、ノエビアスタジアム神戸場外で行われたラジオ公開収録でのミニライブで、その歌声を披露したSHION。日本語・英語・韓国語を操るマルチリンガルシンガーは、そこで初めてサッカーを生観戦したという。「テレビなどでは見るのですが、この目で(直に)観るのは初めてでした。『なんて皆さんかっこいいんだ!!』と。女性として憧れるじゃないですか。夢に向かって、ゴールに向かって突き進んでいるということにすごく刺激を受けました」と、女子サッカーの魅力に引き込まれたよう。
さらに、「そこから歌詞を引っ張りだしてきて、ちょっとサッカー用語を使ってみたりして曲を作りました」と、SHIONの配信中の楽曲「Our Path~volume 2~」の、『カンピオーネ!レオネッサ!!』バージョンを製作。「our pathは、『私たちの道』という意味なんですよ。サッカーは“pass”が大事。その“path”と“pass”をかけて作ったんです」と、今ではエンディングテーマとして採用されている「Our Path ~volume 3~」の誕生エピソードを語った。
一方、近藤は今回の放送で、2月12日にINAC神戸のクラブスポンサーである神戸学院大学で、INAC神戸レオネッサの安本卓史社長と一緒に「ここ一番で生かせるメンタルヘルス」と題したオンライン特別講義を行ったことを報告。
「俺は、サッカーをやってたときにケガばかりして、メンタルだけが鍛えられたから(笑)。(このテーマは)もう、もってこいだったわけ。おしゃべり大好きだし。1時間あったんだけど、やっさん(安本社長)もめっちゃしゃべるじゃん。だから無理(苦笑)、1時間で収まんなくて」と、近藤のヴィッセル神戸時代からの旧知の間柄である安本社長との掛け合いが止まらなかった様子。赤崎も「ふたりいたら5時間はね……ほんとおしゃべりなんだから(笑)」と突っ込んでいた。
講義については、「好評だったという評価をいただいた。すべて隠さずにストレートにバンバン伝えていったから、(何かしら言葉が)刺さったんじゃないかなと」と手ごたえを感じていた。