菜の花プロジェクト・ 実行委員長の衣笠愛之(よしゆき)さんらは、 「一人一人が輝くことで周りも輝き、個々の輝きが集まり強いチームになる。『照于一隅』は野球チームにもピッタリ合う言葉。 このひたむきさなら、甲子園でもきっと活躍できるはず」と期待を寄せる。
4日の組み合わせ抽選会で、東洋大付属姫路高は大会3日目(第3試合)に高知(高知)と対戦することが決まった。
新型コロナウイルスの感染拡大の波が押し寄せる2020年2月、菜の花は満開だったが姫路城マラソンは中止になり、ランナーを迎えられなかった。
そして今年(2022年)も3年連続で中止に。夢前町でもコロナ禍による観光業・産業の落ち込みが深刻となり、宿泊業や農業、飲食業者らで構成する実行委は活性化のため「ゆめさき菜の花プロジェクト」を立ち上げた。
「菜の花の鮮やかな黄色を目にすると、春を感じ、ワクワクする」と衣笠さん。「来年こそは多くのランナーへのおもてなしを」との思いを胸に、菜の花プロジェクトの新たな1年が始まった。