リドラーは、ブルースの過去の悪事や父親の罪を明らかにしてバットマンの本性を世間にさらします。
ブルースは善と悪の間で揺れ動き、狂気に変わります……。
主演は『TENET テネット』で主人公を演じたロバート・パティンソン。新しいバットマン像を表現しています。監督はマット・リーヴスで、「これまでのバットマンの中で最もエモーショナルになる」と豪語しています。
バットマンで重要なのが防護服型のコスチューム“バットスーツ”です。リーヴス監督やスタッフによると、観客が「バットスーツはバットマン自身がデザインしたんだ」と分かるように作っているそうです。
バットスーツを間近で見ると、継ぎ目や戦闘で何度もぶつけたような傷跡が見えます。こうした手づくり感はたしかに、主人公のブルースがバットマンのコスチュームを脱いだ後、スーツの傷を補修してメンテナンスしているんだ、ということを想像させますね。
一方、パティンソンの話では、スーツは着心地が良くて、身体を守るつくりになっていて驚いたということです。撮影でバットスーツを身につけたとき「瞬時に絶大なパワーが宿るのを感じたんだ」「すぐに動いてみたくなったんだ!」と打ち明けています。
北米では日本より少し早く3月4日に公開され、アメリカのメディアは、初週の興行収入がおよそ148億円で今年公開の作品中トップだと報じています。
ラストまでずっとスリリングです。映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)公開。(SJ)