披露パーティー場面の撮影中、中村の機転で新郎新婦の軽妙なかけ合いを繰り出したり、スピーチなどの演目へ丁寧に反応するなど奥行きの深い演技をしました。
新婦役の関水は、全国公開を前に大阪のなんばパークスシネマで行われた試写会で、「中村さんは、誰にでも安心 を与える力をもっていると思います。撮影初日にも優しく話しかけてくださり、安心しました」と印象を語っています。関水によると中村は“人と壁を作らない優しいオーラを持っている”とのこと。完成披露イベントで関水は、中村が“1日中同じテンション”だとして「朝から晩まで乱れることなく毎日穏やかで。それが凄くて、珍しいと思いました」と称えました。
これに対して中村は「なぎさちゃんは緊張しいだもんね。俺、最近仕事現場もオフだと思ってるもん(笑)。人の目を気にしないところがあるから、今年は人の目を気にするわ!」と応じています。一方、関水の印象について尋ねられると「関水さんの台本をチラッとみたら、ビッシリとコメントが書いてあって、すごいと思いました。僕はもらったときの状態より、むしろちょっと綺麗になっているんじゃないかというくらい真っ白だったので(笑)、こんな真面目な女優さんがこれからの日本映画を背負ってくれるんだなあと思うと、今から仲良くしておこうと思いました(笑)」と答えて会場の笑いを誘っています。
物語は、芸人・タレントとして活躍し、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムが手がけたオリジナルストーリーです。散りばめられた伏線が、後半から結末へ向けて分かりやすく明らかになります。映画『ウェディング・ハイ』3月12日(土)大安吉日、公開。(SJ)
◇映画『ウェディング・ハイ』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。
出演:
篠原涼子 中村倫也 関水渚 岩田剛典 向井理 高橋克実ほか
脚本:バカリズム
監督:大九明子
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「君にサチアレ」(cutting edge / JUSTA RECORD)
配給:松竹
(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会