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第10回神戸国際フルートコンクール いよいよ優勝者決定へ

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 若手フルート奏者の登竜門と言われる「神戸国際フルートコンクール」。史上最多の483人の応募があった第10回大会は、3月22日から第2次審査が始まり、27日の本選で優勝者が決まる。

 コロナ禍での開催となった今回は、第1次審査を昨夏、初めてオンラインで実施し、26人が第2次審査に進んだ。神戸国際フルートコンクール運営委員会では、第2次審査以降はこの3月に「神戸」で実施しようと、あらゆる可能性を探りながら準備を進めてきたが、新型コロナウイルスの変異株の拡大やそれに伴う水際対策の強化など、様々な要因から、本選までの全審査をオンラインで開催するという難しい判断をした。

 まずは22日から、23人(3人は辞退)が第2次審査に臨んでいる。25日には第3次審査、そして27日午後4時30分からは本選が行われる。演奏動画は公式ウェブサイトから無料で配信される。

 運営委員会は、「異例の形での開催にも関わらず、出場者たちは前向きに日々の研鑽に励んできた。彼らの演奏から、ただ順位や優劣を競うだけでなく、音楽に対する信念やまっすぐな姿勢を感じ取ってほしい」としている。

 なお、審査はすべてオンラインでの実施となったが、「オールスター・フルート・ガラ 審査員コンサート 高木綾子&神田寛明スペシャル」は、3月26日(土)に神戸文化ホール・中ホールで開催される。国内審査員と神戸市室内管弦楽団など第10回大会の共演アーティストとの特別プログラムが演奏される。

 一方、神戸市中央区、JR神戸駅地下のデュオドーム(「デュオこうべ」浜の手内)には、第10回神戸国際フルートコンクールを盛り上げようと、情報発信ステーションが21日から28日の期間限定で設けられた。今大会出場者の演奏映像、審査結果発表の模様を大型モニターで放映するほか、クラシック、ジャズ、落語など多彩なステージプログラムが予定されている。


◆神戸国際フルートコンクール
【公式サイト】

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