クレーマーというわけではないですが、これは言っておいた方がいいんじゃないかと、なじみのパン屋さんに行き、パン職人さんに直接聞いてみました。
「塩パンの中、なんか空洞なんですけど」
パン職人さんは笑いながら説明してくれました。
「なに!? 中が空洞やから、失敗作やおもたん?(笑) そら知らんかったら、そう思うかもしれんなぁ。塩パンを作るときは、パン生地の真ん中にバターを置いて、パン生地でバターをくるくる巻いて包み込むように作って行くんやけど、それを、オーブンで焼いたら、中身のバターが溶けて、そこが空洞になるわけ。中の溶けたバターは、生地に染み込んでおいしくなるんよ」
だから、「空洞が大きいのは、たくさんバターを使った証拠」なのだと説明していただきました。
確かにそこのパン屋さんの塩パンは空洞が大きいです(笑)。大きい空洞はおいしさの象徴だったんですね。
空洞だからと言って腹を立てていた私の間違いでした。むしろ! もっと! もっと! 大きく! もっと! もっと! パックリと開いたらええねん!
塩パンの~中の~空洞~!