社会人として活躍する先輩たちは、いったいどんな就職活動を経験し、今日に至るのか。先輩社会人ロールモデルが、ラジオ番組でその実体験を語った。
ラジオ関西『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』最終回となった3月18日の放送では、先輩社会人ロールモデルや就活中の学生をゲストに迎える「就活レディGO!」のコーナーに、ハートスフードクリエーツ株式会社(神戸市東灘区)の松川奏夏さんと荻野みどりさんが登場。番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(みながわ、はじり)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)を交えて、就活トークを展開した。
ハートスフードクリエーツ株式会社は「求食(給食)」「食育」「フードコンサルティング」「外食・ケータリング」「スイーツ」の各事業を行う、「食」をキーワードにした会社。松川さんと荻野さんが所属する求食事業部では、保育園・幼稚園給食をはじめとする各種教育施設での給食調理、社員食堂、介護施設、娯楽施設などでの「食」を手掛けている。なお、「求食」とは、「子どもたちに求められている食を提供する」という同社のこだわりを言葉にした造語だという。
松川さんは入社6年目。栄養士の資格を持ち、幼稚園での給食づくり、献立の作成、食材の発注や調理全般を主な業務とする。また、保護者や子どもたちに向けて給食だよりの作成も担うなど「食育」活動も行っている。
就職活動中、ハートスフードクリエーツの面接時に、「(同社の)面接官の方が仕事のことを楽しく話をしてくれたことが好印象」だったという松川さんは、「大学時代に子どもの食について学んでいくうちに、とても大事なことだと思うようになり、子どもたちに給食を作りたいと思った」。
また、管理栄養士を目指していた松川さんは就活時、「国家試験の勉強との両立が非常に大変だった」と語る。「面接が苦手な性格なので、積極的に就職活動を進めることができなかった」が、克服するために「大学のサポートや家族の協力で面接練習をして乗り切った」。
今の就活生に対しては、「自分が就職活動を経てアクションを起こすと、何か得られるものがあるなと感じたので、積極的に就職活動に向き合って取り組んで欲しい」とアドバイスを送っていた。
また、同じく求食事業部に所属する荻野さんは、同社が希望する人材について、「このご時世、経験や体験を積みにくい時期ではありますが、自分が何をしたいのか決まっていなくても、それを明確化するために積極的に社会に携わって見つけていってほしい。やる気・元気・明るさを持った方と出会えたらいいな」と述べていた。
【『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』番組公式Twitter】
【「ひょうごで働こう!マッチングサイト」】
【放送音声】『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』2022年3月18日放送回より