宝塚歌劇団OGの燁明 壮絶な病を克服 元気の源は「子どもたちの太陽でありたい」との思い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団OGの燁明 壮絶な病を克服 元気の源は「子どもたちの太陽でありたい」との思い

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 宝塚歌劇団OGの燁明(よう・あきら)が、3月28日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。開催が予定されている自身のバースデーショーや、現在の活動について語った。

写真左から、宝塚歌劇団OGの燁明さん、番組パーソナリティの小山乃里子

 現在は関西と東京を行き来しながら、300人を超える生徒を抱えるストレッチ講師としても活躍している燁。その活動は日本国内に留まらず、オンラインを通じてアメリカやスペイン、フランス、ドイツなどの海外に住む生徒に向けてもレッスンを行なっているのだそう。対面式のストレッチ教室も開講しているというパワフルな活躍ぶりに、番組パーソナリティーの小山乃里子も「すごいなあ」と思わず感嘆の声を漏らした。

 宝塚歌劇団を退団してから今年で33年目。「もう一度歌声を聴かせてほしい」という母の願いを叶えるため、6月に結婚式場「エスタシオン・デ・神戸」(神戸市中央区)でバースデーショーの開催を予定しているとのこと。歌声を披露するのは退団後初となるそうで、「今は楽しみで楽しみで(仕方がない)」と、声を弾ませた。

 ショーで披露する楽曲を選ぶにあたり、在団当時を振り返る過程で「私っていろんな役をやっていたんだなあ」と改めて感じたという。中でも、1983年に宝塚大劇場で上演された『オルフェウスの窓 –イザーク編-』の新人公演で演じたユリウスの名は、義理の父の名前でもあり、さらに現在ジャニーズに所属している息子のマリウス葉(Sexy Zone)の名前の由来にもなったことを明かした。

 さらに、今年は「峰さを理追悼チャリティコンサート 『愛の旅立ち』」への出演も決定している。元星組トップスターの峰さを理とは数多くの思い出があるそう。言葉を詰まらせながらも「星組時代の最後、私は峰さを理さんとともに(あった)」と言葉にした。出演の話を聞いた当初は、「この年齢になって宝塚バウホールに立つなんて」と断っていたが、同じ星組OGの三城礼からの後押しもあり、出演を決意したと語った。

 壮絶な闘病・手術の経験を経て、現在は「プレゼントされた人生」だと話す燁。「今の人生、絶対に後悔したくない。子どもたちにとっての太陽でありたいし、(宝塚受験スクールやストレッチ教室の)生徒さんに元気を与えたい」と、自身のポジティブさや元気の源について熱く語った。

 「峰さを理追悼チャリティコンサート 『愛の旅立ち』」は、7月22日(金)~23日(土)兵庫・宝塚バウホール、7月29日(金)に東京・日本青年館ホールにて開催予定。


ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2022/03/28/月 20:00-20:30

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