お笑いコンビ・東京ホテイソンが、3月25日にラジオ番組『東京ホテイソンのラジオ瓦版』(ラジオ関西、金曜午後9時~)に出演した。この日は、ゲストにカナメストーンが登場。以前より番組内で話題になっていた“村ラジオ”をめぐる抗争について、直接話し合いが行われた。
東京ホテイソンの『ラジオ瓦版』は、架空の村“ホテイ村”がテーマの番組。村っぽいBGMを流す、コーナーに村要素を入れる……など、村演出を入れ込みながら番組が構成されている。村ラジオ抗争の発端は、1月7日の初回放送時までさかのぼる。ほかに村ラジオは存在しない、と断言する勢いで話をしていた二人だが、直後に存在していることが発覚したのだ。それは、マセキ芸能社所属の芸人・カナメストーンが2020年5月から放送している『カナメストーンのカナメちゃん村』(Podcast)。直後に公開された『カナメちゃん村』内で反論されたことをきっかけに、番組対番組の村抗争が始まった。
満を持して直接“ホテイ村”に乗り込んできたカナメストーンだが、4人の間にギスギスした雰囲気はない。「仲良くしたい」という零士に対し、たけるも「バチバチというよりかは、仲良くしたい」と返答。村ラジオトークを繰り広げながら、村同士の連携を深めていた。
番組後半、カナメストーンの過去が話題に。現在はマセキ芸能社に所属するカナメストーンだが、実は吉本興業の養成所・NSCを卒業していたことが発覚。同期にはニューヨークは鬼越トマホークなど、名だたるメンバーが揃っているという。卒業後は吉本で5年程活動していたが、結果を出せない日々だったそう。
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【たける】吉本じゃちょっと、あんまり……
【零士】全然! (劇場内のランキングを決める)ピラミッドのライブ、1回上がれたくらい。全然上がれなくて、外のライブに出たときに……『バスク』って(ライブが)当時あったんだけど。
【たける】あった!Aマッソさんとか、メイプル(超合金)さんとか……ちょっと尖った人たちが。
【零士】そう、それこそ三四郎さんとか、まだ全然(メディアに)出る前の。メイプルさんも出てたし、浜口浜村さん、モグライダーさん、虹の黄昏さんとかもそう。(バスクに)出たときに、「うわ、こんなおもしろい先輩たちがいるんだ、外には」ってなって。
【山口】(吉本以外のおもしろい芸人に)やられたわけ。
【零士】もう無理だ、このまま俺ら今の状況で、こんなぬるま湯でやっていては無理だって。自分らの環境ね。吉本でやれる人はやれるけど、俺らはちょっとダメだ、なにかを変えなきゃって状況で。辞めたんだよね、それで。で、マセキ受けにいったっていう。
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番組では、ほかにもカナメストーンの“フードコートでネタ作り疑惑”や東京ホテイソンとの出会いなど、様々な話題でトークが行われた。また、3月26日公開の『カナメちゃん村』(S8-第2回「完全終焉と新コーナー始動」)では、収録時のエピソードを語られている。