今年2月の北京オリンピック・フィギュアスケートで活躍した、神戸市出身の坂本花織選手(21)と宝塚市出身の三浦璃来選手(20)が4日午後、兵庫県庁で斎藤元彦知事から兵庫県スポーツ賞の特別選手賞を受け、「地元の応援が力になった」と報告しました。
2人はともに北京オリンピックで団体3位に貢献し、個人種目では坂本選手が銅メダル、三浦選手は木原龍一選手とのペアで日本勢初の7位入賞を果たしました。
また3月にフランスで行われた世界選手権で坂本選手は初優勝し、三浦選手はペアで日本勢初の銀メダルを獲得しました。
斎藤知事から表彰状を贈られた坂本選手は、「生まれたときからこれまでずっと神戸で育ち、たくさんの人に支えられてここまで来られました。応援が力になったのでお返ししたいです」と語りました。
また、三浦選手は「体力的にも精神的にもしんどいことがありましたが、地元の応援を思い出したら力を出し切ることができました」と振り返りました。
斎藤知事は「県民に勇気を与えてくれた」と応じ、2人を称えました。(ラジオ関西ニュース)