豊かな自然で育まれた果物や、神戸をはじめとするパティスリー・ベーカリー激戦区で生まれた名物スイーツがたくさんある兵庫県。お出かけ日和が多い春に手土産としても活躍する、兵庫発のフルーツとスイーツをご紹介します。
■新品種いちご「あまクイーン」&「紅クイーン」
兵庫県農林水産技術総合センターが、2014年に販売を開始した新品種のいちご「あまクイーン」と「紅クイーン」。「クイーン」という名前は一般公募で決まり、「おいしそうないちごの女王」というイメージが込められているんだとか。より糖度が高いのはあまクイーン、赤色が鮮やかなのは紅クイーンと、それぞれ特長があります。
あまクイーンは、砂糖や練乳などをつけずとも甘く、柔らかな食感が魅力です。大ぶりで真っ赤な実の紅クイーンなら、パフェやケーキにアレンジしても華やかになりそう。
さらに、いちごはおいしいだけではなく栄養素もたっぷり含まれていることをご存知でしたか?
いちごには、みかんやグレープフルーツといった柑橘類の2倍もの「ビタミンC」が含まれているため、風邪や病気への抵抗力を高めてくれる働きがあります。さらに、日焼けの原因となるメラニン色素を抑える効果もあるとのこと。日差しが強くなる春から夏にかけて強い味方になってくれるかも。
■熱々&とろとろの「観音屋デンマークチーズケーキ」
「観音屋」は、1975年から神戸の街に根付く店。神戸元町に本店を構え、神戸ハーバーランドや三田市内のアウトレットモールなど、兵庫県内を中心に店舗を展開しています。通販も行っていて、人気が全国にも広がっているスイーツ店です。
看板メニューは「デンマークチーズケーキ」。ふわふわのスポンジケーキに、デンマークから輸入した純正チーズがたっぷりかかったチーズケーキを、仕上げにオーブントースターで焼き上げるスタイル。とろとろで熱々のチーズをからませながら食べる一品です。