続いて、昨年のINAC神戸入団当初の気持ちを質問されると、「レベルが高くて、思ったところにパスが来たり、楽しいなと思っていました」という竹重選手。「でも、だんだん考えるようになって、分からなくなったり……」と当初は高いレベルでのサッカーにとまどいもあったようだ。
「試合前など、自分にひたすら暗示をかけるんですよ。自分の強み、まず守備から入ることを意識して、『1対1では負けない』などをずっと頭に叩き込んでいきます。『今やるべきことをやったらいい』など、(そういったことを)今も変わらず、ノートに『大丈夫!できる!』とめっちゃ書いたりします。自信がないからこそ、書かないと自分の思ってることを整理できなかったりするので」と、「書くこと」で精神面を高めてきた、INAC神戸の背番号19。入団当初から今日まで、自分と向き合い奮い起こしてきた姿を、ラジオを通して率直に話した。
憧れの選手について「久保建英選手です! あのメンタルが(すごい)。お手本にしてます!」と即答した、竹重選手。ラジオでは最後にサポーターやリスナーへのメッセージとして、「次の試合も、次の次の試合も、勝って優勝を決めたいと思います!!」と元気に答えていた。