吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)で、中谷のダイエット中に発症した痛風や2人の健康について不安を語り合った。
ここ最近、ダイエットのために毎朝ランニングをしているという中谷。実際に健康状態は良くなったのかと阪本に問われると、信じがたいことに「おそらく痛風を発症した」という。健康のためにダイエットを始めたにも関わらず別の病気を抱えることになった中谷の現状に対し、阪本は「なにこれ、昔話?」と気味悪がった。
しかし実際に、ダイエット中の人が痛風を発症するのはよくあることだそう。ダイエットの食事制限によって下がった尿酸値が、ちょっとした不摂生で急激に上昇してしまい、その振れ幅によって痛風が起こってしまうのだ。現在は中谷自身も正式な検査結果待ちの状況ではあるが、こうした理由で痛風を発症した可能性が高いとの見解を語る。さらに痛風の症状は「身体のどこか1か所だけ」が激痛に襲われるという特徴を持つため、中谷はこれを「最悪のルーレット」と表現した。
続いて、自身が初めて痛風を発症したときのエピソードを語る中谷。ある地方の営業で宿泊していたホテルにて、左手首の激痛で目が覚めたという。翌日、2回の出番が予定されていたが、あまりの痛みに1回目の出番終了後に病院を受診。するとそこで、骨には異常がないことがわかり、「痛風」の可能性が高いと診断を受けた。
そして衝撃の痛風宣告から、2回目の出番へ。なんと中谷の祖母、叔父、父が揃って観に来る予定となっていた。90代の祖母がマユリカの舞台を観に来るのは初めてだったため、妥協なしの完全な舞台を見せたいと考えた中谷は漫才の冒頭で特技の「バク転」を激痛に耐えながら披露することを決断。まさに決死の覚悟で舞台に臨んだ。
しかし肝心のマユリカの出番中に祖母は爆睡。その雄姿を目撃することはなかった。おまけに父親と叔父もあまり笑っていなかったとのことで、阪本はそんな中谷の親族のことを「もう、つまみ出しといてくれる?」と依頼した。
また、今後もいつ痛みの発作が現れるかわからない痛風を抱えて生活することになった中谷は、『M-1グランプリ』の予選シーズンなど、大切な時期には特に食生活の節制が必要になることを予想。「俺、アスリートみたいになるやん!」と中谷は声を上げたが、阪本は「真逆やろ」と怠惰な生活により発症した痛風を抱える人間とアスリートの存在は正反対であると冷静に指摘した。
(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#33 ルーレット より)