商店街の魅力のひとつといえば、揚げたてホクホクのコロッケや、タレまでおいしい自家製の焼き豚などの「お総菜」。神戸の商店街や小売市場の「手作りの味・おいしいお総菜」にスポットを当てたガイドブック「神戸おそうざい手帖～OH！ SOZAI GUIDE～」が、この4月に登場しました！
スーパーマーケットは品ぞろえが豊富。最近では、インターネットでも日用品や食品などが購入できることから、商店街にはなかなか行かないという人も多いかもしれません。しかしそれぞれのエリアには、そこにしかない魅力的なお店や老舗の名店などがたくさんあり、商店街によって趣きも全く異なるので、見て歩くだけでも楽しむことができます。
「神戸おそうざい手帖」では、有名店だけでなく老舗から新しい店まで、地元の人だからこそ知る「おそうざい」を発掘しようと、2021年12月～翌22年1月にかけて、広くお薦めを募集。300件以上が集まりました。その中から選ばれた、全9区の計60店舗が掲載されています。
表紙は、白ご飯が盛られた茶わんの写真だけを載せたシンプルなデザイン。ページをめくると、ご飯に合いそうな自家製の焼き豚や豆腐、漬物、練り物、揚げ物などの写真とともに、各店舗のこだわりなどもが掲載されています。
「我が家はみんな病みつきになるくらいハマってます」「ちょっとしたお土産に重宝してます」「母が作ってくれたような嬉しい気持ちになります」など、推薦者のコメント付き。最寄り駅や電話番号などの基本情報も確認できます。
神戸に住む人はもちろん、観光で神戸を訪れた人にも知ってもらいたい“本当においしい”が満載の「神戸おそうざい手帖～OH！ SOZAI GUIDE～」。ガイドブックは、神戸市総合インフォメーションセンターや市内の各区役所・図書館・文化センターなどで無料配布されています。数量限定。内容は神戸市のホームページにも掲載されています。
神戸市では、商店街・小売市場に興味・関心を持ち、実際に訪れてもらうことで街のにぎわいをつくろうと、商店街の魅力をさまざまな角度から発信。いろいろなプロジェクトも展開しています。経済観光局商業流通課の担当者は、「神戸には、たくさんの商店街や小売市場があります。ぜひ、神戸が誇るおいしい『おそうざい』を求めて足を運んでいただき、身近な匠の味を味わってほしい」と話します。
なお今回は、パン・和菓子・洋菓子・飲食店の商品は対象外だったとのこと。第2弾にも期待したいところです。
