突然の「ヒートショック」はどんな人に起こりやすい? 日頃からできる対策は 医師に聞く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

突然の「ヒートショック」はどんな人に起こりやすい? 日頃からできる対策は 医師に聞く

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――お風呂で熱いお湯に浸かるのが好きな高齢者の方も多いですが、湯温にも注意が必要でしょうか?

はい。ぬるめの40~41℃程度に設定し、なるべく時間をかけて温まっていただきたいです。

――浴室で突然倒れるとなると、ご本人はもちろん同居している家族も慌ててしまうと思います。日頃からの心がけが大切になりますね。

そうですね。入浴時以外にも、体が感じる温度差をできるだけ少なくするように意識してみてください。冬は室内と外気の気温差が大きいので、外出する際は入念な防寒対策を。特に首周りは大きな血管である頸動脈が通っているので、冷えやすい場所です。マフラーを巻くなど暖かくしてお出かけください。

◆吉田泰久 社会医療法人榮昌会 吉田病院 / 理事長兼院長 /
1952年12月の開設以来70年近くにわたり、神戸市の救急医療のなかでも脳卒中患者の診療を主に担い、急性期から回復期、在宅まで一貫した脳卒中治療を提供している。
診療科は、脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科

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