40歳の節目に初挑戦、舞台演出を手掛けた久保田悠来 武田梨奈と共感した思いとは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

40歳の節目に初挑戦、舞台演出を手掛けた久保田悠来 武田梨奈と共感した思いとは

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)4月30日放送回に、前週に続いて俳優の久保田悠来がゲスト出演。演出に初挑戦した思いや、普段の“手ぶら”スタイルへのこだわりなどを語った。

武田梨奈(左)と久保田悠来 (写真:ラジオ関西)

 今年1月に上演された舞台『BASARA』では、同作品に10年ぶりに出演しただけでなく、自身初の演出にもトライした久保田。「僕はずっとやりたかった。年齢的にも(40歳という)節目としてチャレンジしたいことと、ちょうどタイミングが合った」。出演したドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ)の原作者で、『BASARA』の原作者でもある漫画家の田村由美と会ったことが、きっかけになったという。「やりたいということを伝えて、力になってくれるプロデューサーやマネージャーさんがいて実現した」。

 演出という仕事について、「楽しいですが、ずっと頭をフル回転しているんだなと。ずっと夢の中でも作品のことがめぐるというのは初体験。毎日寝ていてもずっと考えているみたいな」と、四六時中、舞台のことが頭にあったという久保田。武田から演出法について問われると、次のように説明した。

「まず『やってみて』というスタンスかな。なによりも役者に萎縮してほしくないし、萎縮するとみんな力が出せなくなるので。自由にやってもらって、ある程度『ここをもうちょっとこうしたほうがいいよ』と言いつつ、(役者が)どんなアプローチをしてくれるか試して。ある程度、10日前くらいから、(本番に)ちょっと間に合いそうにないなと思い始めたら、ちゃんと詰めていく。『もっとこうして、ここをもっとこうやっていこう』と」(久保田)

 公演にあたってはオーディションも実施。今回は演出家として関わった久保田だったが、「あんなにいっぱいの人数がきてくれて、演者側にいた人間としては、全員合格したいなと思っちゃう。『何かで芽が出たらいいな』『少しでもみんな一緒にやれたらいいな』と思うので……」と、役者心理ものぞかせる。

 その思いには武田も共感。「本当に素晴らしい役者さんはたくさんいますよね。⾃分ももっともっと頑張らなければと思うと同時に⼀緒にいろんな作品に出ていきたいなと思っています」と、ともに役者の世界で研鑽を積む人々への思いを語っていた。

 一方、番組のテーマである「こだわり」についてのトークでは、舞台の稽古のときはいつもはだしと明かした久保田。プライベートではモノを持たない、“手ぶら”がスタイルだそう。「持っていると忘れちゃう、なくしちゃう。以前カバンをおいていっちゃったことがあったので、完全に手ぶらにシフトした。基本、台本もポケットに詰めるので、スタッフさんに驚かれたが。シンプルにいきたいし、10年くらい前からそうやっていたから。持たないんです、いろいろものを。それが一番かなと」。手首にはヘアゴムをつけており、仕事の現場では、それを使って財布や携帯を束ねておくそう。この話題でも武田とトークが弾んでいた。

久保田悠来(左)と武田梨奈 (写真:ラジオ関西)

 番組の最後には、武田が、「今⽇は初めて演出家としての久保⽥さんのお話を聞いて、とても刺激になりました。これから私も、もっといろんなことにチャレンジできるよう頑張ります」と感想をコメント。久保田とのトークは相当有意義なものだったようだ。


『武田梨奈のこだわりな時間』
【公式HP】
【公式Twitter】

LINEで送る

武田梨奈のこだわりな時間 | ラジオ関西 | 2022/04/30/土 17:00-17:30

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事