宝塚歌劇団雪組の諏訪さき 喜びかみしめた『夢介千両みやげ』 「公演できることは当たり前じゃない」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団雪組の諏訪さき 喜びかみしめた『夢介千両みやげ』 「公演できることは当たり前じゃない」

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 宝塚歌劇団雪組の諏訪さきが、4月25日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。4月18日に宝塚大劇場公演の千秋楽を迎えた「大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』」「ショー・スプレンディッド『Sensational!』」について、現在の心境を語った。

 1月に上演予定だった『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』が、全公演中止となって以来の舞台となった本作。「作り上げてきたものがお見せできないというのはこういう気持ちなんだな、というのをすごく感じていたんです」と話した諏訪からは、上演中止が決まった際のやるせない気持ちが伝わってきた。

 そうした状況のなか、ようやく迎えた初日では「お客さまに見ていただけるのはこんなにも幸せなことなんだな、というのを感じました」といい、「こうして、千秋楽まで一度も止まることなく走り抜けられたということが、私たちにとってもですし、ファンの方にとっても本当に幸せなことなんだなということを、とても感じました」と、舞台に立つ喜びを改めて感じたそう。

 2019年に上演された「幕末ロマン『壬生義士伝』」以来の日本ものとなった今回だが、これまでにも武士を演じる機会が多かったことから、「衣装を着てカツラをかぶって刀を差した時に、ソワソワするというよりは安心する感覚でした」と笑顔を見せた。自身の演じる修行中の剣客・斎藤新太郎について、真面目で堅いがゆえにおっちょこちょいな面もあると評した諏訪。縣千(あがた・せん)が演じる遊び人の“金の字”や、一禾あおが演じる弟の斎藤新次郎との、思わず笑ってしまうようなやりとりについても、「(新太郎は)心の広い人だな(と感じた)」と話した。このシーンは東京宝塚劇場公演でもぜひ注目してほしい。

 「ショー・スプレンディッド『Sensational!』」について、番組パーソナリティーの小山乃里子は「(出演者の)『やっと舞台に立てる』という熱意がショーに表れていた」とコメント。作・演出を担当している中村一徳の、「Sensational=衝撃的・素晴らしい」というコンセプトを表現したい、という言葉の通り、今までのショーの構成にはないようなスタイリッシュな場面が続いたり、かっこいいシーンが多かったりという今回のショー。「かっこいい場面が多いからこそ、ショーの華やかさを皆でどう出そうかなど、悩んだ場面もたくさんあった」と、稽古時の思いを振り返った諏訪。しかし、その悩みを経て、衣装に袖を通して舞台に立った時には、「めちゃくちゃ楽しくて素敵なショーだな、というのを体感しながら出演させていただいていました」と、熱量たっぷりに語った。

 雪組東京宝塚劇場公演は、5月7日(土)~6月12日(日)の日程で上演予定。


ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2022/04/25/月 20:00-20:30

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