約8年にわたる大規模リニューアル工事を終え、4月6日に全館グランドオープンした阪神梅田本店では、ゴールデンウィーク特別企画として、5月4日(水・祝)~10日(火)、“崎陽軒(横浜)×まねき食品(兵庫・姫路)” のコラボレーション企画として、“昔ながらのシウマイ”と“関西風シウマイ”の両方を実演販売する。
これに先立ち3月、阪神梅田本店でも販売がスタートしたまねき食品の「関西シウマイ弁当」。関西のだし文化と融合させ、2021年11月にJR姫路駅などで発売開始以来、累計合計2万5千食を販売している。
今回は「東西シウマイ食べ比べ」と銘打ち、東西の味の違いや日本の食文化の面白さを感じる機会に、と企画した。シウマイ単品(15個入り・税込620円)のほか、人気の「関西シウマイ弁当」も毎日 250食(販売予定)を用意する。
■「関東風、関西風」味くらべ 日本の食文化を堪能
「まねき食品×崎陽軒 関西シウマイ弁当」に入る「関西シウマイ」は、崎陽軒が関西風に開発。崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」は、本格中華料理で用いられる干し帆立貝柱を使用しているが、「関西シウマイ」は昆布だしと鰹節で旨味を引き出し、豚肉と鶏肉ミンチに刻みレンコンを混ぜ込むことで、食感と風味に違いを持たせている。
コロナ禍で、主力商品の駅弁の売り上げが大きく落ち込んだまねき食品は「関西シウマイ弁当」の人気を起爆剤に、浮上を狙う。今回のイベントについてまねき食品の岩本健司・営業第一部長は「シウマイ弁当の主役、”シウマイ”そのものを、関西風・関東風と食べ比べができるのは大変興味深い企画。『私はしっかりした味の関東風が好き、僕は和風だしのきいた関西風が好き』などと2種類のシウマイを、ご家庭で囲んで召し上がっていただければ」と自信を見せる。