女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)5月7日放送回に、俳優の安井順平がゲスト出演。2人が共演したドラマ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』(テレビ朝日系)のエピソードトークを展開した。
女優の小芝風花が主演するドラマ『妖怪シェアハウス』は、どん底気弱女子を妖怪たちが“奇想天外”な方法で救うというホラーコメディー。2020年の第1シリーズに続き、今年4月からその続編である第2シリーズ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』が放送されている。また、6月17日からは『妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』が公開されることも決まっている。
武田と安井は、その第2シリーズから参加。「すごくやさしい美人上司(外資系IT企業で働く小暮梢)が武田さん、部下の僕(配属先の出版部門の編集長・上竜樹)は嫌味で腹が立つようなキャラで、性格としては両極端。この2人がどうなっていくのか(も見どころ)。武田さんはとても素敵なキャラ。これまで見たことのない武田さんが見られると思いますよ」(安井)。
先に行われた映画版の撮影に安井が参加していたこともあり、その後に合流した武田は演じるうえでもやりやすかったそう。役どころでは、「今まで演じたことがない役だったので、挑戦でした」と、この作品で新境地を開拓。また、撮影現場では場の空気を和ませる安井の存在に、武田は救われたという。
かつてお笑いコンビ「アクシャン」として活動し、現在は映画やドラマだけでなく、劇団「イキウメ」の一員として舞台でも活躍する安井。「自分が絡むキャストの性格、監督の性格、現場の温度など、瞬時に空気を読むクセというのが、なんとなく備わっている」という特長や、彼のユニークなキャラクターをいかして、周囲とのコミュニケーションもうまく図りつつ、現場の雰囲気を盛り立てていたようだ。
その安井が見ても「めちゃめちゃ風通しのいい現場」だったという、『妖怪シェアハウス』。「コメディーというのもあるからだと思うが、(ドラマや映画などの現場では)1回や2回、スタッフの怒鳴り声が聞こえてくるもの。それがまったくなかったのは素晴らしいなと思った。監督もそれ(雰囲気づくり)を心がけていたとおっしゃっていたので」と安井が言えば、武田も「笑い声がたくさん聞こえてくる現場だと思いました」と、現場の空気感のよさに共感していた。
【武田】 撮影のオールアップで「ひとことお願いします」とあったときにも、安井さんのご挨拶に皆さんが笑っていらっしゃって、さすがだなと思いました!
【安井】 何を言ったっけ?(笑) でも、最後まで楽しく終わりたいなと思ったのと、テンションあがっちゃったのと、本当に終わっちゃって寂しかったのも実はあって。それくらい『妖怪シェアハウス』の仕事はめちゃめちゃ楽しかったというのもありましたね。我々は一応、途中から後半まで出させていただくというのもあり、けっこう密度の濃い時間を過ごさせていただいたから、言葉が自然と出てくる感じでした。
『武田梨奈のこだわりな時間』
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