「WEリーグ」初代女王のINAC神戸 社長が語る悲願達成までの重圧「日本一は簡単じゃない」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「WEリーグ」初代女王のINAC神戸 社長が語る悲願達成までの重圧「日本一は簡単じゃない」

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WEリーグのトロフィーを岡島喜久子チェア(左から3人目)から受け取るINAC神戸のキャプテン・中島依美選手(中央)。写真左から2人目が髙瀬愛実選手(写真提供:WEリーグ)

 さらに、「昨年や一昨年なんかは『これだけの(恵まれた)環境で、優勝して当たり前』と(話してきた)。WEリーグになって他チームもいい環境になったけど、ウチは(戦力も環境も)優勝して当たり前。ある選手の『優勝しか評価されないんですか?』という言葉に、『うん、近いかもね』と、僕も知らず知らずのうちにプレッシャーを与えていたのかもしれない」と安本社長は回顧。「でも、それ(重圧)を越えたというのはうれしかっただろうし、日本一はこういうことだと思う。簡単じゃないんですよ」。なでしこリーグ時代は澤穂希さん、大野忍さん、海堀あゆみさんらを中心に、一時、黄金期を作ったINAC神戸。そこから苦節、9年を経て、ようやくリーグタイトルの奪還を達成した。

 15勝2分け1敗と、結果をみれば他を圧倒したINAC神戸。しかし、内容では打倒INAC神戸という強い思いで戦ってくる相手に苦しめられることも多々あった。「これまでの試合で、選手のコメントに『なぜか勝ってる……』とあったが、『本当はそれ、実力なんだよ』って監督も言いたいけど、シーズン中は緩めなかった」(安本社長)と、チームは初代チャンピオンという目標達成のために、最後までさらなる高みを目指して奮闘。その極限の状態の中で、選手、監督、クラブが一丸となって頂点にたどりついたINAC神戸。2018年10月からクラブの社長を務め、念願の優勝を果たした安本氏も「ありがとうと言いたい」と、選手やスタッフに感謝の思いを述べていた。

『カンピオーネ!レオネッサ!!』生放送の様子

 今シーズンのWEリーグは残り2試合。14日には皇后杯を制した2位浦和Lとの国立決戦を迎える。「神戸の方が好きそうな話をしますと、(スポンサーの)川重さん(川崎重工)から『三菱重工にだけは負けんといてや!』と言われました」と安本社長は秘話も披露。クラブが総力を尽くして整えた大舞台となるホームゲームは、午後4時からキックオフ。当日は地上波のサンテレビでも生中継される。

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カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2022/05/09/月 18:30-19:00

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