ヒビキとウタにはふたりだけに聴こえるハミングがあって、心の交流を深めます。こうした中、東京がまた降泡現象に見舞われます……。
アニメ『進撃の巨人』を作った荒木哲郎監督とWIT STUDIOが、オリジナルアニメーションとしてこの作品を生み出しました。脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄です。
主人公・ヒビキの声を志尊淳が演じています。荒木監督によると、アフレコの現場で志尊は、身体を動かした方がリアルな芝居を引き出せるとして、ひざまずいてみたりマイクを下の方に置いてみたりしたそうです。「いつものアニメのアフレコではしないような、身体で芝居できる環境をつくっていて、それがすごくハマったなと思っています」(荒木監督)。
こうして志尊の声の収録を済ませた荒木監督は「穏やかな中に芝居への情熱と、高い技術が感じられました。繊細でちょっと近づきがたい主人公ヒビキを、見事に演じていただきました」と志尊を称えています。
ヒロイン・ウタ役と主題歌には、TikTokやYouTubeで支持が広がっているりりあ。が抜擢されました。また、バブルを調査する科学者・マコト役は広瀬アリス。キャストはほかに宮野真守・梶裕貴・畠中祐・千本木彩花・井上麻里奈・三木眞一郎ら人気実力派声優たちです。
スクリーンに広がる映像の美しさとパルクール場面の躍動、スピード感に圧倒されます。『バブル』劇場版はただいま公開中。(SJ)