コロナ禍で孤独化する学生増加 さまざまな支援が存在 弁護士「まずは相談して」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

コロナ禍で孤独化する学生増加 さまざまな支援が存在 弁護士「まずは相談して」

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【武部弁護士】 まずは、とにかく身近にいる人に相談してみましょう。一人で抱え込んでしまう人は、相談することで迷惑をかけてしまうのではないかと思い込んでいる人も多いです。しかし、困っているときに助けを求めるのは当たり前のことで、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、周りの人に相談して、助けをもらいながら解決していくことが大人になるということ、「自律」といえます。

 しかし、どうしても相談できる相手が身近にいない場合は、国や県の相談窓口を利用しましょう。兵庫県弁護士会でも電話やメールで相談を受け付けています。必ず解決策はあるので諦めず、まずは一人で悩まないで相談してください。

---最後に若者に向けて一言お願いいたします。

【武部弁護士】 私も30年前、奨学金とバイト代で大学を卒業しました。バイト時間が非常に長い大学生活で、とても大変でしたが、その時の体験は今も私の基礎となっています。一人で悩まないで。相談できることが、大人への第一歩です。今、つらくてもあきらめずに相談してほしいと思います。きっと解決策がみつかるはず。あなたの人生はこれからです!

◆武部由香里(たけべゆかり)弁護士 芦屋西宮市民法律事務所(兵庫県西宮市)
大阪教育大学を卒業後、18年間新聞記者として勤務。その後、社会福祉士として、社会福祉協議会や児童養護施設・児童家庭支援センターに勤務。さらにその後、関西学院大学司法研究科を卒業し、2020年12月から弁護士として活躍。高校・中学校・小学校・幼稚園教諭免許、社会福祉士資格、保育士資格を持つ。
さまざまな経験から,悩みや課題を抱える一人一人の方に寄り添い、オーダーメイドの法的支援を目指す。

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