宝塚歌劇団OGの寿ひずる 50周年イヤーに同期・峰さを理の追悼公演も 「泣いてしまったらどうしよう」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団OGの寿ひずる 50周年イヤーに同期・峰さを理の追悼公演も 「泣いてしまったらどうしよう」

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 宝塚歌劇団OGの寿ひずるが、5月23日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。昨年亡くなった同期の峰さを理への思いや、上演を控えている舞台への意気込みについて語った。

写真左から、寿ひずる、番組パーソナリティの小山乃里子(ラジオ関西のスタジオにて撮影)

 昨年、寿と峰、高汐巴の同期3人で開催を予定していたディナーショーが、峰の体調不良もあり中止に。さらに、中止を決定した翌日に峰の訃報を知らされ、同期3人でのディナーショーは叶わぬものとなってしまった。

 当時を振り返り「1人欠けてしまったのは、本当に残念です」と言葉にした寿だが、念願のコンサートは、今年7月に宝塚バウホールで「峰さを理 追悼チャリティーコンサート『愛の旅立ち』」として開催されることが決定した。

 追悼チャリティーコンサートを開催しようと口火を切ったのは、元星組トップ娘役の南風舞(現役時代は「南風まい」)と、元星組トップスターの麻路さきだったという。寿と高汐に加えて星組卒業生の出演も決定し、寿自身も「若いパワーで実現できた」とコメントするほど、歴代のトップスターが一堂に会することとなった。豪華な顔ぶれに、番組パーソナリティーの小山乃里子は「宝塚ファンとしても、寿さんのファンとしても、『行かなきゃ!』と思うコンサートですね」とコメントした。

 「(コンサートでは)寿さんと高汐さんのおしゃべりが聞きたい」という小山の言葉に、「ちゃんと話せるかどうかが不安」と、胸の内を吐露した寿。「ちゃんと歌えるかな、というのが不安です。泣いてしまったらどうしよう、と思います。そんなことがあってはいけないのですが、(峰との)いろんな思い出が出てくるかなあと思って」と、涙をこらえつつ峰への思慕と本音を明かした。

 現在、舞台でも活躍している寿は、6月に上演される「『往生しmasse』〜おうじょうしまっせ Our Blue Heaven〜」への出演も決定しているそう。演出を務める紅壱子を筆頭に、笑いありしんみりありの舞台となるようで、ストーリー展開について「どうなるのかは見てのお楽しみ」と声を弾ませた。

 寿のほかにも、宝塚歌劇団OGは未央一、鳩笛真希が出演するほか、OSK日本歌劇団からも多くのOGが出演し、芝居をメインとした見応えたっぷりの内容となっているのだそう。寿自身も「芝居を作る段階からものすごく楽しいです」と熱量高く語るほどの本公演、「ぜひとも見にいらしていただきたいです」と、リスナーにメッセージを送った。

 初舞台から50周年を迎える12月12日(月)には、自身にとって初となるリサイタルを開催することも決まっている寿。宝塚歌劇団の演出家・植田紳爾が監修を務め、ピアノ演奏には宝塚歌劇の劇中音楽を担当する吉田優子が参加。さらに演奏は、宝塚歌劇と縁が深い「ザ・スクラッチ」が担当するそう。50周年にふさわしいそうそうたる顔ぶれに、小山も「まだ半年以上も先だけど(待ちきれない)」と声をもらすほど、期待に胸を躍らせている様子が伝わってきた。

「峰さを理追悼チャリティーコンサート『愛の旅立ち』」は、7月22日(金)、23日(土)の2日間、宝塚バウホールでの開催を予定。さらに、「『往生しmasse』〜おうじょうしまっせ Our Blue Heaven〜」は、6月23日(木)〜25日(土)の3日間での上演を予定している。


ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2022/05/23/月 20:00-20:30

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