吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、リスナーから「恋人や気になる相手についた・つかれた最大の嘘は?」というテーマに関するメッセージを募集し、様々な嘘に関するエピソードを紹介した。
「恋愛における、良い嘘と悪い嘘の違いとは?」の線引きを定めるべく、「これまでについた嘘、つかれた嘘」に関するメールを募集したこの日の放送。まずは、パーソナリティである紅しょうがの2人がこれまで自分がついたことのある嘘を告白することに。熊元は、相手に気を遣わせないために、外食の際などに「パチンコで勝ったからおごる」となどの口実を使ってお金を出すことがあると語る。
また、稲田は自分のついたことのある嘘に関して「本当に良くない」と前置きし、「ある人と付き合っていた時に、相手に対する気持ちが離れていることを自覚しながら、『好き?』という質問に対して『好き』と回答し続けていた」と告白した。
そして、リスナーからのメッセージの中で最初に紹介されたのは、「小学生の時、B型として見られるのが嫌だったため、好きな人にAB型だと嘘をついていた」という女性からのエピソード。他にも「大学生の時3年間、彼氏がいないにも関わらず周りに“いる”と言っていた」という女性からのメッセージも紹介されたが、これらのエピソードは、「悪い嘘」とは言えない範疇(はんちゅう)のものだというジャッジに。
続いて、「恋人につかれた嘘」に関するメッセージも紹介される。「恋人のスマホの着信履歴をこっそり見た際に、自分の登録名が“あ”になっており、自分が本命の彼女ではないことを悟った。本人に問い詰めると、『君の登録名をかわいく編集しようと思っていたときに先輩に呼ばれて、いったん“あ”という名前にした』という言い訳をされた」という女性からのエピソードが紹介されると、紅しょうがの2人はこの嘘の悪質さだけでなく、言い訳の詰めの甘さを指摘した。
また、「あの男ただでは済まさん」というラジオネームのリスナーから寄せられたのは「半年くらい付き合っていた人に、既婚者であることを隠されていた」というエピソード。メッセージには「有給を取って彼の会社に行き、大声で彼を怒鳴り散らして警備員を呼ばれた」という衝撃的な結末までがつづられ、熊元はこの行動に関して「みんながしたくてもできないことをやってくれている」とコメント。稲田もこの嘘について、「これは悪だ」と言い切り、「既婚者を隠す」という嘘は紛いもなく「悪い嘘」であるという意見でまとまった。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2022年5月24日放送回より